増税前の駆け込み需要増と4月以降の反動予測が最近のテーマのひとつ。

間違いなく耐久消費財は落ちますが、夏前くらいにどうなるか。

アベノミクスの恩恵に大いにあずかった輸出大企業関連の人にはどんどん消費活動してほしいですね。

ただ、にもかかわらず、貿易収支は赤字で、経産省もシナリオ違いで慌てています。

反動が小さければ、そのまま消費税10%の道です。

反動が小さいということは、景気の好循環が実現してきているということなんでしょうが…。このあたりどう転ぶか、解釈するか難しいところ。

最近思うのは、ディスカウントとはすなわち反骨精神、反権力なんだなあということ。

古くは石田梅岩しかり三井高利しかり、ウォルマートサムウォルトンしかり、ダイエー中内さんしかりユニクロ柳井さんしかり。

権力は安売りを、なぜか悪とします。経済政策の意のままにならぬ、大衆迎合の輩とみるのかもしれません。

権力からすれば、高い価格で、売ってもらい消費税10%の道を開きたいはずです。

でも高い価格では大衆は支持しない。

だから志あるチェーンストアは、よりよい品を、より安く提供する。

これは反権力のパワーです。これこそがチェーンストアの矜恃なのだと思うのです。



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