この間、月刊MDもプライベートブランドとストアブランドを何回も取り上げていますが、

製造先メーカーと販売者を併記するパターンと販売者のみを表記するパターンがあります。

前者の代表はセブン&アイグループ、後者はイオングループ。

セブン&アイさんは以前、たしかファンヒーターだったと思うのですが、販売責任をとって多額の賠償を支払う苦い経験をしました。


そういう部分もあるので製造責任をリスクヘッジしているものと思われますが、小売のブランドをつけているのになにか問題が生じたら、すべて製造者に責任を…というのはやはり難があります。

一方、イオンさんの場合は製造含めて販売責任を負うという明確なポリシーは好ましいのですが、アクリフーズのような問題が生じたとき、どれだけ迅速かつ正確な情報開示ができるか、またプロセス管理にどれだけリテールが関わっているかが不明瞭だと、やはり顧客の信頼は失われます。

どちらにせよ、リテールブランドにとっては製造責任も販売責任もしっかりヘッジすべき重要項目のように思います。


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