英国のアイスランド
フランスのピカール
ともに欧州を代表する冷凍食品チェーン。前者はチルド、常温の食品も扱いはじめ、一部日雑も揃えています。
小商圏の生活ストアを志向しているのでしょう。
ピカールはどちらかというと商品の品質向上と品目の増加で差別を図ろうとしています。
いま日本では、アクリフーズ問題で冷凍食品が取り沙汰されています。
まだ事件解明されていませんが、これはなんらかの意図的なものがあるように思われるので、冷凍食品自体に問題があるように思えません。
まもなく発売される月刊MD2月号で日本リテイリングセンターの渥美六雄氏も指摘していますが、
日本の多くの流通は、たとえば土から抜かれてすぐの根菜を冷凍してコールドチェーンに乗せて、冷凍食品、あるいは店頭解凍したものは「鮮度がいい」とは表現せず、
土から抜いて常温で運ばれ、中1日経って朝店頭に並べられ、夕方までに売り切ることを「鮮度がいい」と言います。
実は栄養的な見地からも、クリスプ感、アロマも前者のほうが優れている場合が多いにもかかわらずです。
「鮮度てはなにか」
まず、ここから再定義する必要があるのではないか。渥美氏の指摘は実に示唆に富んでいます。
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