JR北海道の不祥事を見るにつけ、これは他人事だろうかと思ってしまいます。
中央高速のトンネル事故も記憶に新しいなか、日本のインフラの老朽化と保守、補修、チェック機能の不全が浮き彫りになっています。
ハインリッヒの法則ではありませんが、心配です。
北海道の社長の記者会見では「安全優先をやってきたが、風土として根付いていなかった」とありました。
これは組織のトップが安全ということに対してまったく無知であることを物語っています。
私は祖父が鉄道人だったのでよくわかります。祖父は、OBにもかかわらずちょっとした雪でも、線路や信号を心配していました。
こういう意識が染み付いている人々が現場を支えているからこそ、日本の鉄道は世界でももっとも安全レベルが高いのだと感じ入ったものです。
たぶん、北海道には残念ながらこういう人材が減少しているのでしょう。社長もおそらくサラリーマントップで、「あそこの点検がまだ終わってない」と心配で夜も眠れない人ではないでしょう。
とくに多くの命を預かる組織のトップには現場を知る人でなければなりません。
オリンピックで、新しいインフラへの投資熱が高まっていますが、既存インフラの軽視が心配です。
お金の問題ではありません。お金は充分かどうかはわかりませんが、景気対策予算に入っています。
問題は人的な素養が備わっているかどうかです。
ここにも投資すべきでしょう。
iPhoneからの投稿
中央高速のトンネル事故も記憶に新しいなか、日本のインフラの老朽化と保守、補修、チェック機能の不全が浮き彫りになっています。
ハインリッヒの法則ではありませんが、心配です。
北海道の社長の記者会見では「安全優先をやってきたが、風土として根付いていなかった」とありました。
これは組織のトップが安全ということに対してまったく無知であることを物語っています。
私は祖父が鉄道人だったのでよくわかります。祖父は、OBにもかかわらずちょっとした雪でも、線路や信号を心配していました。
こういう意識が染み付いている人々が現場を支えているからこそ、日本の鉄道は世界でももっとも安全レベルが高いのだと感じ入ったものです。
たぶん、北海道には残念ながらこういう人材が減少しているのでしょう。社長もおそらくサラリーマントップで、「あそこの点検がまだ終わってない」と心配で夜も眠れない人ではないでしょう。
とくに多くの命を預かる組織のトップには現場を知る人でなければなりません。
オリンピックで、新しいインフラへの投資熱が高まっていますが、既存インフラの軽視が心配です。
お金の問題ではありません。お金は充分かどうかはわかりませんが、景気対策予算に入っています。
問題は人的な素養が備わっているかどうかです。
ここにも投資すべきでしょう。
iPhoneからの投稿