日銀が毎月発表している「輸入物価」と「国内企業物価」ですが、
前者は、この5月(14.2)、6月(13.8)*速報値
で2ケタの前年同期比増が続いています。
後者も6月で1.2%増となりました。
総務省統計局が発表している消費者物価(全国・総合)も6月は、ついにプラスに転じました。
コストプレッシャーが数字に表れてきていますね。
これで、世帯収入もプラスに転じていけばよいのですが・・。
ある専門誌の経済記事で、「5000万国内世帯が負担してトヨタが大儲け」というくだりがありましたが、
この間の株高、円安はまさにそんな状況ですね。この揶揄もあながちはずれてはいません。
輸出企業の一部はほくほくです。これが国内世帯マクロの収入アップにつながればよいですが・・。
さて、消費増税の決断はどうなるでしょうか??