3月11日は、日本人一人ひとりにとって特別に刻まれるべき日となりました。

謹んで犠牲者の方々のご冥福をお祈り申し上げます。

様々な追悼報道の中で、被災地の商業活動が、シュリンクしていく現実が出てきました。

流通、商業は世相を映し出す鏡です。

復興資金が大量に投入されているのにもかかわらず、被災地は人手不足、資材不足に陥っているといいます。

一時は、仙台の繁華街は復興バブルで潤ったそうですが、それも落ち着いたとか。

いくら、お金が投入されようとも、それが地域に住む人々の生産と消費の好サイクルにつながらないかぎり、本当の復興にはならないのだと痛感します。

流通、商業は平和産業とも言います。

被災地に、以前と変わらぬ消費が現出してこそ、ほんとうの復興ではないでしょうか。

いまはまだまだ、建設関連の方々がフル回転して、そのための土壌づくりを行ってくれています。

この土壌に種を植えているのが生産者。

そして花を咲かせるのが、やはり商業の役割と思いたいですね。









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