図書館の分類方法は世界でも多くの国が採用している「十進法」がよく知られていますが、
調べてみると、日本でもあちこちのローカルな図書館で独自の分類が行われてきたそうです。
書店でも南青山の「ブックス回」さんなどユニークなテーミング、グルーピングを行っているところがありますが、
ふつうの街の図書館でももっとユニークなテーミング、グルーピングをおこなってほしいですね。
きょうは近所の図書館に出かけたのですが、「交通」がテーマでした。
交通だとちょっと広すぎですね(笑)。
ただ、右上のほうに、古今東西の鉄道ミステリーが揃っていて、ここはちょっとレベル高かったですよ。
松本清張の「点と線」、鮎川哲也の「黒いトランク」、クロフツの「樽」、クリスティの「ブルートレイン殺人事件」、ここに西村京太郎の「寝台特急殺人事件」が並べてあるとかなりのツウですが、ちがう作品でした。
ミステリーを乗物別に並べるのも面白いですね。飛行機、船もけっこう名作あるなあ。
でも、本日の気分はこれ。
カーは、中学生のころクイーンとともに読み漁ったのですが、題名はよく覚えていても内容はすっかり抜けています。
図書館でそういう括りでミステリーをもう一度拾ってみるのも密かな愉しみです。
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