まだ店数は増えておらず、いろいろと手直し中と聞いていますが、
「ドラッグ&バラエティ」
というフォーマット開発志向は実に的を得ています。
バラエティストアというと、いろんな雑貨を集めただけというイメージを持つ人が多いのですが、
バラエティストアは、
非食品比率の高いリミテッドアソートメントストアのこと。
プライス、プライスレンジ、プライスポイントに制約(リミテッド)があります。
これは、お客の買いやすさを追求した方法論のひとつ。
代表的な店舗が、ダイソーさん、セリアさんなどのワンコインストア。
この制約の元、お客が必要とする品種をどんどん足していきました。
さて、ドンキさんはお客のためになにをリミテッドしたのか、気になるところです。
「雑貨」とは大変便利なことばですが、この雑貨をどう生活分類し、売場に落としこむか。
同じく「バラエティ」も便利なことばですが、実はこのことばに含まれる可能性はとても大きい。
きのうのブログでご紹介した「スポンジ」ひとつとっても、
カインズさん、ニトリさん、イオンさん、セブンさん、ダイソーさん、すべてMDの基本軸が異なります。
優れたチェーンはすべて、
「この商品はなぜここにあるのか」
売場コンテクスト(文脈)がはっきり読み取れます。
雑貨とバラエティの両洋にある広大な生活コンテクストをどれだけわかりやすく、売場で見せることができるか。
多くのドラッグストアがここに参戦してきています。
この1年くらいで相当な差がついてくるでしょう。
iPhoneからの投稿