福岡にて、第6回日本薬局学会学術総会を取材しています。

本日のメイン講座のひとつは、サンキュードラッグの平野社長が、座長を務められたシンポジウムでした。

広島大学の森川先生、クオールの堀淵氏より、大学と現場薬剤師の職能開発が進められている様子をうかがい、

以前ブログでもご紹介しました昭和大学の中島先生からは、チーム医療における医師からの薬剤師への期待が語られました。

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月刊MDでの対談企画が、ご縁でこのような形でふたたびお目にかかれるとは嬉しいかぎりです。

薬剤師の職能開発が進み、医師や看護師からの期待も高い…

こういう状況下では、単なる処方箋薬剤師は次第に役不足になってきています。

ドラッグストア、および薬局チェーンも受け皿かつ、主体的な地域医療への参画と実践、効果検証が求められています。

とくに、健康チェックによる予防医療と慢性疾患の早期発見は、来店頻度の高いドラッグストアが窓口になるべきです。

そのためには、普段からの地域医療関係者、行政とのコミュニケーションが不可欠になります。

ドラッグストア、および薬局チェーンもそういうことを可能にする人材のスカウト、スペシャリストの育成に全力を注がねばならない時期です。

最近は、ドラッグストア、薬局チェーンによる薬学の寄附講座も活発になってきました。

この動きはどんどん広がってほしいと思います。



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