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素敵な本が届きました。

「The Drugstore Story」

イオンハピコムグループ約3000店のスタッフさんの中から寄せられたお客様との心の交流を綴ったエッセイをまとめたものです。

あの3.11のことから、日常のなにげないやりとりまで、珠玉のストーリーが収められています。

ドラッグストアは、普段の生活を支える産業です。

そして、真に人々の心を震わせるストーリーは、「日常」のなかにこそあります。

その意味で、今回のエッセイコンテストは素晴らしい取り組みだと思います。

この冊子は、店舗のスタッフの皆さんも気軽に読めるように配布するそうです。

琴線に触れるお話は、読書という擬似体験を通して、人々の心の畠を耕します。

これらに数多く触れることは、まさにスタッフさん一人ひとりの気づき、すなわち「行動規範」のレベルを高めてくれます。

マニュアルは、不断の努力で高め続けるお客様を不快にさせないためのセーフティネットのようなものです。

このマニュアルのうえに立って、各店舗それぞれの人と商品とサービスの特色が、生かされ、まさに「ブランド」となります。

これら珠玉のストーリーに触れたスタッフさんの魂が、さらにその先にあるお客様を幸せにする…。まさにどんなにたくさん分け合っても減ることがないろうそくの灯りのように。

今回、このエッセイコンテスト(審査員長クスリのアオキ青木保外志社長)の審査員のひとりを、弊誌の主幹日野が、務めさせていただいたご縁で、

大賞作、準大賞作を特別に月刊MD11月号にて収録させていただくことができました。

月刊MDもまた、ろうそくの灯りのひとつになればと思います。



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