月刊MD編集長(2代目)のブログ


先日訪問したフローラ薬局さんの「エステルーム」。


薬局にエステルーム??


と、思われる方もいるでしょう。


でも薬剤師さんだからこそできる提案があるのです。



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これは皮膚疾患でつかうパッチテスターです。


これをつかって敏感肌の方のためにパッチテストをおこないます。



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テスト結果で化粧品と肌トラブルを予見することができるわけです。


もちろんこれは地域の皮膚科医さんとの連携でおこなっています。


近年急増している化粧品トラブルですが、


すこし前に大問題となったある商品もフローラ薬局さんのパッチテストによる知見蓄積で、


問題が発覚する前から予見され警鐘を鳴らしていたそうです。


こういう地域発、薬局発の医療情報発信をいかにおこなうか。


これが「薬局4.0」の世界です。


近年、在宅医療における薬剤師の役割がクローズアップされていますが、


薬剤師、薬局の地域貢献はこれだけではありません。


こういうビューティのアプローチもあるんですね。


「医師との共同薬物治療研究」(CDTM:Collaborative Drug Therapy Management)の実践は、


徐々にですが確実に進んでいます。