これはドラッグストアのヘアケアカテゴリーの定番棚です。
ラックスの詰め替えが、2SKUになっています。
2倍の大容量は、ユニットプライスで100円安くなっています。
メーカー、リテール双方、米国流の交渉がきちっとできて定番棚がつくられていることを感じさせる売場です。
いまドラッグストアに限らず、いろんな業態が「定番棚回帰」になっています。
そもそもコンビニは定番主義ですしね。
ただドラッグストアの場合、意図的なダブル、トリプル陳列、クロスMDならよいのですが、
定番とプロモーションが重複しているパターンが多く、また類似商品が多くメリハリがなくなってしまうことが多々あります。
コストコはあの広い売場で、品目を絞って、ユニットプライスを絞っていますが、定番エンドのプロモーション部分と定番は見事にSKUの重複がありません。
つまり完全に定番に出すものとプロモーションに出すものを区別しています。
ドラッグストアの半分以下のSKUでそれができるというのもすごい話です。