月刊MD編集長(2代目)のブログ


京都山科のユタカファーマシーさんの店舗にて取材です。


お目当ては、この『ドラッグストアQ&A』、『ドラッグストアQ&APart2』。


これはユタカさんの店頭で聞かれた実際のお客様の質問、要望を紙ベースで蓄積したものを、


医薬品、ベビー、食品、日用雑貨などのカテゴリーにわけて、


Q&Aの形でまとめたものです。


店頭に常備され、販売もしています。


Part1が累計1万部以上出るほどの人気で、同業他社、またはドラッグストア、調剤薬局を志す学生さんたちにも人気の書籍です。


「現場の声を生かす」というと、社員教育や商品開発、お取り寄せ的なサービスなどに生かす事例が多いですが、


こういう情報発信を一般書籍の形で出す企業は珍しいです。


左の方が、書籍の執筆に関わった薬剤師の瀬野さん。


本日は、この書籍のできた経緯と今後の使い方について詳しく伺ってきました。


医薬品の成分を問うものや、ベビーが使える薬についてなど、専門分野が網羅されているのはもちろんのこと、


中には、


リアップとカロヤンはどちらが効くの?(笑)


のような直球の質問から、*メーカーさんもびっくりですよね。


はたまた、


ひょうたんの作り方、スライムの作り方など、子供たちの夏休みの宿題的質問も入っています。


むかしは町の薬剤師さんは、化学の専門家として、石鹸の作り方などを教えたそうです。


こんな質問がちゃんと収録されているところが、


ドラッグストアの店頭から生まれた書籍というかんじがします。


素晴らしいですね。


ユタカファーマシーさんの『ドラッグストアQ&A』の記事は、次号5月号にて詳細にまとめます。


楽しみにしていてください。