ユニクロの柳井さんが、我が社人材への期待のたとえとして、




週の前半は、東京で、もう半分は上海で仕事し、週末は休息を兼ねてシンガポールで企画を練り、翌週はパリかNYに飛ぶ・・。



こんなかんじの構想をおっしゃっていましたが、



小売流通の世界でこんな構想を持っている人はほとんどいなかったと思います。



香港で、ワトソンのインターナショナルバイイングのトップであるマリーナさんを取材したときも、



週の前半は香港で仕事し、もう半分はアジア各国へ、週末は趣味のボートを兼ねて欧州で過ごす・・



というお話を伺いました。



グローバル企業のトップと言うのはこんな仕事をしているんだなと感じたのですが、



今回、上海にきてふと思ったのは、



それができるのは、その人が動けば、「ビジネスが動く」あるいは「ビジネスが広がる」ことでなければ、



ダメだということ。



会社のお金でルーチンワークをこなすために、移動しているだけでは、



「お金を生み出さない」わけであり、



やはりビジネスマンというのは、まさしく「ビジネス=お金を生み出す能力」を発揮する人であり、



その力を持つ人でなければ、



世界を飛び回る資格はないのだなと痛感した次第です。



まあ、当たり前といえば、当たり前なのですが、



いろいろと考えさせられる出張になりました。










月刊MD編集長(2代目)のブログ



ワトソンの1万店舗目は上海の久光の店舗だったんですね。




ファサードもブラックでシャープな印象です。