むかしから、自分はかなり柔軟で、いろいろチャレンジしたいほうだと思っていたのですが、
この年になると、やはり固定概念にとらわれたり、仕事のささやかな成功体験に固執してしまったりと、
自分の範囲を限定してしまう行動にかられます。
私の中では、「仕事ができる人」の定義というのは、
自分にとって未知なる課題に取り組み、苦しみながらも成果をだす人だと考えています。
最近は「楽しむ=仕事」という価値観がクローズアップされていますが、
私はまだレガシーモデルの住人なんでしょうね。
ビジネスはやはりリアリズムの極致であり、
だからいつも「これでいいのだろうか」と悶々とするし、逡巡もします。
衝突もするし、朝令暮改もある。
集中できるときもあれば、だらっとしてしまうこともある。
やめていく人もいれば、新たな仲間が加わることもあるでしょう。
既知の経験の範囲でスケジューリングし、段取りよく一定成果を出す人は、
「定型定量的な仕事ができる人」であって、
「非線形的な仕事ができる人」とは同義ではないと思います。
前置きが長くなりました。
なぜこんな話をしたか。
本日、薬局チェーンの「薬樹」さんをお訪ねました。
オフィスの入口には、140名の店長の写真がずらりと並び、
「World Shift」(ワールドシフト)が掲げられていたからです。
これは、現在の自分と、3年後のなりたい自分を宣言するもの。
自分へのコミットメントということですね。
140枚並ぶと壮観です。
いくつか紹介しましょう。
これはいいですね。
マネジャー、経営者の視点に転換するということですね。
また独りよがりの仕事ではなく、周囲の幸せを考えて行動でき、仕事の成果をあげるということでしょうね。
素晴らしい。
これはいまの私にとっても重要な気付きを与えてくれました。
こんなウィットに富んだ宣言も。
すてきですね!
さて、自分の現状と3年後のビジョンを掲げましょう。
現状=日本のドラッグストア経営誌の編集長
3年後=世界の流通・・
えっと、いま大詰め中です・・(笑)