スーパーマーケットトレードショーで見つけた、


ワンダフルなベジタブル。



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山口の「みほり峠」さんがつくっている逸品「おやさい麺」。


生姜、黒ゴマ、れんこん、かぼちゃ、ホウレンソウなど野菜が練りこまれた麺で、


山口産の小麦粉「ふくさやか」を使用したもの。


野菜が苦手な子供でも、ラーメンなら食べられるでしょう。



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北海道網走「フジイシ」さんの「根菜糖」。


これも大根や、じゃがいも、にんじん、ごぼうなどを完全ドライ化するのではなく、半生化した状態の砂糖漬けという点がユニーク。


大根など水分が多いものほど、野菜のジューシーさが感じられます。しかもおやつ感覚で食べられる野菜。


野菜のドライチップスではなく、野菜の食感を残した、「半生化」という発想はすぐれたアイデアです。



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これも北海道「大望」さんの野菜フレークシリーズ。


水を足せば裏ごしした状態になり、さまざまな調理に使えますし、赤ちゃんの離乳食にも最適です。


インターネットでは、離乳食シリーズとしてギフト人気を博しています。


さて、


これらの商品の担当者(社長さん)の方とお話をしていると2つの共通点がありました。


ひとつは、


スーパーマーケットではやや単価が高めということ。


もうひとつは、


単価が高いうえに、展示場所がそれぞれ、乾麺、お菓子、菓子・調理原材料のコーナーに置かれることになり、


それぞれ多くのアイテムがありますから、埋没してしまうということ。


ではドラッグストアの食品売場ではどうでしょう?


まず、この3つをまとめて、


「野菜をとろう!」というコーナーもできます。


「野菜が苦手でもこれなら!」という切り口もいいかもですね。


フレークはもちろん、ベビー用品コーナーで展開すべきですし、


根菜糖は、食物繊維たっぷりですから、砂糖漬けでもダイエットコーナーやライトトレーニングコーナーに置くのも面白そうです。


甘さで疲れをとるわけですが、野菜なので、同時に食物繊維を強く打ち出せるわけです。


「おやさい麺」もローカロリーなので、ダイエットフード、ビューティフードとしてセレクトできそうです。


もちろん、スーパーマーケットでも同様の展開ができそうです。


ドラッグストアですと、POPがうまく使える点ということと、


「相談」がしやすいという企業特性を持つという点が有利に働きそうです。


こういう商品は、「説明=ストーリー」がより付加価値を高めます。


これらの商品を生かすも殺すも、すべては「売場の編集力」です。


ドラッグストアフードの展開も「編集力」がカギを握ります。