きのうは、旧知のインナーメーカーの社長様(女性・年齢内緒)とご一緒していました。
男性にはうかがい知れない「インナー」のレクチャーをいろいろと聞いておりましたが、
こぼれ話ををひとつ。
この社長様、Twitterのフォロワーが1万人以上いらっしゃるのですが、
ある試着モデルさんを募集するために、Twitterを利用したそうです。
その条件は、
「Jカップの女性」。
H、Iくらいまでは聞いたことがことがあるし、グラビアでも見たことがありますが(笑)、
「J」!?
と、社長様がつぶやいたところ、
たったひとりエントリーしてきたそうです。
確率はなんと1万分の1。
しかもアンダーは75という主婦の方だそうです。
社長様によれば、
「大きくて困っている人はけっこういるのよ。K,Lくらいまでね。でもあっても可愛くないデザインが多くて。ほかがやらないサイズをつくって困っている人たちにもっと肩が凝らないしっかりとした構造の可愛いインナーをつけてほしいよね」。
なるほど、素晴らしい。
むかし、サイズの大きな可愛い靴を扱う学芸大学の「タルサタイム」さんを取材したことがありましたが、
それと同じですね。
ちなみにきのうはとあるお鮨やさんのカウンターでお食事をしていたのですが、
「そうねえ、Jだとあなたの頭がふたつ、カウンターにのっていると考えていいわね。おすしのらないよねー(笑)」
うーむ、その1万にひとりの方とお鮨屋さんのカウンターに行ったらどんなに素敵だろう・・とイケナイ妄想を膨らませてしまったのですが・・(爆)
脱線、失礼。
えー、学んだのは2つ。
ひとつは、こういう稀な条件の人を探し当てるのに、Twitterという方法は非常に有効なんだなということ。
もうひとつは、通常規格外の人のニーズをかなえてあげることが顧客貢献であり、ビジネスチャンス(潜在需要)だということ。
失礼ながら、Twitterというものは、先の大震災で非常に役に立ったということ以外、あまり意義が見いだせなかったので、こんな方法があるんだなあと感じいった次第です。
それにしても・・、いや、やめとこう。(笑)