先週は、保険薬局チェーンのクオールさんにも伺いました。


行政裁量に多大な影響を受ける保険薬局にあって、


ほんとうの患者利益になる「保険薬局」のあるべきカタチを中村勝社長は追求しています。


大変勉強になりました。



月刊MD編集長(2代目)のブログ


さて、クオールさんといえば、ローソンさんとの「コンビニ+薬局」という業態開発を進めています。


これはクオールさんがローソンのフランチャイジーとなっており、お互いの相乗効果が出ているそうです。


アンテナショップ的な位置づけである虎ノ門店の一か月の処方箋枚数は月1000枚以上。


オフィス街にあって、面で受けるノウハウを構築しています。


そして現在は、住宅街などへも出店しています。


また同社が力を入れていることのひとつに、


「製剤製造販売」があります。


これは薬剤師が、原料を仕入れてつくったオリジナル医薬品のこと。


最近では、薬局、薬剤師ブランドのハンドクリームなども人気です。


これは青汁ですが、食品もあります。


ドイツでは薬剤師がつくったオリジナルののど飴なども地域で絶大な信頼を得ていると言います。

もともと、薬剤師は、地域の人々の症状に応じて、製剤することが認められており、


これが古来からの職能です。


もう一度、この薬局の原点から薬局、薬剤師の信頼、ブランドをつくる・・、


クオールさんの挑戦が続いています。