新年会でお訪ねした「なまはげ」さん。
出身高校別の雑記帳がありました。
ぺらぺらめくって見ましたが、皆さん本当に郷土愛に溢れたコメントが寄せられています。
フェイスブックももともとは、ハーバード大学の寮部屋のドアでしたから、属性の基本は学校です。
まあ勤務先もありますが、これなどは一斉就社の伝統がある日本では重要なのかな。
アメリカのディスカウントストア「ターゲット」はクレジット会社と組んで、年間購買金額の何パーセントかを母校や地域に寄付するというプログラムを実施して、人気を博しました。
これなどは、典型的なロイヤルティマーケティングですよね。
日本では、イオンさんも「幸せの黄色いレシート」で、地域のスポーツ少年団などのサークル活動を応援するプログラムを実施しています。
学校と生まれ育った地域は、やはり遠く離れていても、またその場にいた期間がたとえ短くとも、愛着があるものです。
フェイスブックの時代、容易に故郷に住む友人たちとコミュニケーションをとりやすくやりました。
故郷で酒屋や居酒屋を継いだ友人がいろんな地域活性化イベントを行なう様子がアップされますが、
遠くにいて、なにかしら参加意識を持つことのできるプログラムができると面白いのですが。
先の大震災で、物資が足らず、東京で高校のOBたちが奔走して、どこよりもはやくその地域に物資を届けたという話も聞いています。
「ふるさと納税」というのは、消費税より数百倍秀逸なアイデアです。
とくに税金を差配する政治と官僚のレベルが下がっているときはそう感じます。
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