日帰り弾丸取材ツアーで京都に向かってます。

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出張のときは、本を買い込むのが癖ですが、

写楽ツヨシ社長のお師匠さんである藤村先生の最新刊もさっそくゲット。

「安売りするな価値を売れ!」

いいタイトルですね。

「売れる商品があるのではない、売れる売り方がある」

という、根幹テーマは、僭越ながら、

「売り方で売れ方が変わる」という
月刊MDの主張に通じます。

パラパラめくっただけでも、小売流通、飲食、サービス分野に携わる方なら必読の内容だなあとビンビン感じさせます。

あとは、畑村洋太郎先生の「未曾有と想定外」。

畑村先生は、工学系出版社にいたとき当時お世話になった工学院大の先生のご縁で、何回かオープンセミナーを聴講しました。

「失敗学」で著名になる少し前くらいでした。

「ハインリッヒの法則」の事例をわかりやすく教えていただき、

「この人、このテーマで本を書いたら面白いだろうな」と思った記憶がありブレークはそのあとでしたから、余計印象に残っています。

もうひとつは、「なぜ日本人は落合博満が嫌いか」。

これは一年以上前の本ですが、ずっと気になっていて、ようやく手が伸びました。

著者はテリー伊藤さん。やはり視点がすごい。

このテーマで日本人論を語れる人はそうはいません。

落合監督が辞任する前のはるか前のタイミングからプロ野球論ではなくて日本人論としてテーマを設定し、一年半以上かけて10万部を売る…。

この評価眼、目利き、学ぼうと思って学べるものではありませんが、すこしでも得られるよう努力したいものです。

100万部を一回ではなく、10万部を継続して出せる力が本物のヒットメーカーなのだと思います。

さて、往路は月刊MDの再校チェック用プリントの束に赤いれしているので、

読書は復路の楽しみにとっておきまーす。






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