月刊MD編集長(2代目)のブログ


男の子を持つお父さんが羨ましいなあと思うのは、


子供が現代仮面ライダーから過去ライダーに興味を持つようになって、


1号、2号、V3あたりのうんちくをお父さんがしゃべって、子供から


「お父さんすげーっ、なんでそんなに詳しいの?」


と尊敬の目できらきら見てくれるときです。


私もいとこの息子くんが仮面ライダー、ウルトラマンに詳しくなって、物知り顔に、問題を出してきてくれたのですが、

ことごとく答えてやりまして、尊敬のまなざしで見てくれたのは実に嬉しかったです。(笑)


まあ答えられるといっても、仮面ライダーはストロンガーあたり、ウルトラマンはレオまでが限界ですね。*かなり子供っぽいですよね。こんなおじさんでごめんね。

さて、先日訪ねた石巻は、世界に誇る日本SF界の巨匠石ノ森章太郎先生の故郷です。


街中には、仮面ライダーやサイボーグ009の姿が。


街中は、少しずつですが、灯りが見えていました。


仮面ライダー、東映戦隊シリーズなど、まさに世代を超えたすぐれたコンテンツを生み出した石ノ森先生。


亡くなって久しいですが、いまだに新作やリメイクがつくられています。


世代を超えて、共通の話題になる・・こんな作品は意外と少ないですね。


石巻漁港のちかくに石ノ森記念萬画館が残っていました。


地元の方にうかがうと、原画などの流出を最小限にとどめて、復興にむけて努力しているそうです。


石ノ森先生は松本零士先生ともどもわたしと誕生日が一緒で、子供のときちょっとした自慢でした。


その縁と言うわけではありませんが、なんとかこの石ノ森記念館、そして石巻の町、なんらかの形で支援させていただければと強く考えた次第です。



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追記:取材がえり、沿岸の爪痕をまわりました。破壊の現状を示すことも意味があると思いましたが、あえて黄昏時の石巻港の写真をアップします。ここにいくつもの無念のドラマがあります。瞬間の異邦人であったわたしですが、それを忘れてはならないと、あえて具象より抽象をもって心にとどめたいと思います。