湖南平和堂さんの二号店で見つけたインとアウトのデュアルプロモーション。
同店は、200以上のテナントさんをマネジメントしていますが、三周年の統一ボードの端に紅いお話がついています。
これは前年から伸ばした率によってお花の数が異なります。一本いくらで報奨金の額が決められており、もちろん多いほどがんばっているお店です。
テナントさんを競わせて報奨金を出すというスタイルは中国ではとても珍しいそうです。
お花の数は、テナント同士の競争心を生みます。
でもお花自体は、お客様の目を楽しませてくれます。
このデュアルプロモーションは、最近日本の店舗ではなかなかバリエーションが増えていませんが、テナントマネジメントではセオリーのひとつです。
取材する側からすると、いまどの店舗が伸びているのか、一目でわかるので有難いですよね。(笑)
でも、これって例えば、ドラッグストアの店頭でもどんどんバリエーションをつくっていくと面白いと思います。
ふたつの商品プロモーションをしていて、お客様に店頭で、Facebookのような「いいね!」投票をしてもらう。
「いいね!」が増えて販売数量がアップすれば、フェイス数や展開場所がグレードアップしていくことはもちろんですが、ここに店舗から参加してもらったお客様と企業にプロモーション参加のリターンをプラスする。
このリターンの中味こそ、知恵を絞りたいものです。
インとアウトを双方、同時に活性化させる技術開発は今後とても大事になってくるでしょう。
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