モノレールの吊革にトクホンさんのパッケージがくっついています。
最近は電車の内も外も様々なユニークな広告が多いですね。
この前は、山手線を待っていたら電車の外側は、CJOのクッキー。中に入ったら、チャングンソクさんが、一面ニッコリしていました。(笑)
吊革にトクホンさんというのは、いいですね。やはり満員電車で無理な姿勢で立っていますと、腰や脚が痛くなります。
商品価値の伝え方は、いつ、つまり「タイミング」が大きな影響を持ちます。
どんなに美味しそうなメニューを提案されてもお腹イッパイのときは、勘弁してほしいですよね。
逆にフィットネスクラブに置いてあるスポーツ飲料は絶妙のタイミングです。少々の価格も気にしません。
ドラッグストアに訪れるお客様はなにを求めているのでしょうか?
肌の悩み?便秘解消?髪のケア?
急な発熱対応?
お客様が思い立った瞬間に、それが提供されるか否か。
それによって店舗の価値は異なります。
卑近な例で恐縮ですが、
ある休日、庭で夕方から急に皆でご飯を食べることになり、ランタンをつけたいなと思い立ったのですが、半年ほど使用しておらず、点かないと困るので、マントルの予備を買いに行きました。
近所のホームセンター三店舗くらいまわりましたが、見事に欠品、あるいは扱いゼロでした。
諦めた最後の店舗でようやく、
スタッフさんが、
「いつくらい使っていないのですか?」と聞いてくれて、
「半年くらいかな」と答えると、
「お客様、それならガスが空でない限り点きますよ。最近はマントルはもう専門店くらいしか常備していないです。これからもご使用ならアマゾンでストックしておいたほうが、よいですよ。」
これを聞いて、本当に嬉しくなりました。これぞ、タイミングでありソリューションです。
ランタンなんて使いこんでないことがバレバレのアウトドア素人にとっては本当に有難かったです。(笑)
セルフだけでは、及ばない領域をどう補完していくか。
商品のよさ、素晴らしさを伝えるということも大事ですが、困っていることを見抜いて適切な対応をおこなう、「タイミング」自体価値があるのです。
これも小売業の大切なサービスだと思います。
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