月刊MD編集長(2代目)のブログ


先週は、出張の移動が多く、ばたばたしておりまして、11月号告知を忘れておりました。


月刊MD11月号好評発売中です。


この間の、ドラッグストアフードの可能性をまとめております。


化粧品メーカーの国内外戦略レポートも読みごたえがあるものと確信しております。


ブログをやっておりますと、デイリーとマンスリーの時間感覚のずれを痛感します。


でも逆に、マンスリーの情報はどうあるべきなのか、どう編集して発信すべきなのか鍛えられるような気がします。


今月号では、巻頭でわたしもどかんと8Pほど主張しております。


主幹からは、わたしの原稿はいつも「長い!」と言われてしまうのですが・・。(笑)


原稿も本来は「削り」という技術が必要で、原稿を書くためにはいろんな材料を寄せ集めて、まずはてんこ盛りにするのですが、そこから無駄をそぎ落とす作業が不可欠です。


うちの主幹は、「削り」の達人でして、実にわかりやすい文章を書きます。


口癖は、


「茶髪のヤンキーの中2男子がなんとなくわかるように書け」。(笑)


わたしはまだまだ「足し算」の原稿だなあ。いいかんじで無駄をそぎ落としていきたいもんですが・・。


雑誌はマガジンといいますね。語源はギリシア語らしいのですが、「主張」という意味があるそうです。


「雑誌」という文字があてられたために、「いろんな情報がほどよく集まっている」幕の内弁当みたいなのが雑誌らしいと勘違いする人が多いのですが、


雑誌はそもそも、「主張」なんです。とくに専門誌は「主張」がなければ、「ファン=読者」が育成されません。


主張とは「偏り」でもあります。だから支持も不支持もある。でも両方にいい顔をすれば、ほんとうの支持は得られません。政治と一緒ですね。


月刊MDが13年もの間、支持され続けたのは、主幹の「主張」があったからです。


この「主張」をもとに、月刊MDをさらに業界にとって価値の高いものにしていく・・それが私の役割です。


これから新年度に向けて月刊MDもさまざまな意味で進化していきますよ。


業界においてすぐれた人材を育成するための共通プラットホームを建設中です。


それこそ、「茶髪のヤンキー中2男子」が店頭の仕事を面白がってやりたくなる仕掛けです。


あっ、中2は働けませんね。せめて高2だな。(笑) 高2でヤンキーってまだいるよな。


楽しみにしていてください!