月刊MD編集長(2代目)のブログ


きのう取材にうかがったユタカファーマーシーさんの店舗です。


サイドエンドのトップに、「わたしのおススメ」コーナーが設けられて、スタッフの皆さんの顔写真入りで、


おススメの一品と理由がアピールされています。


ビューティから、



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日用品まで。


スタッフ一人ひとりが「自分の売場」という意識を持つようになると、自然に声をかけたり、売場を直したり、商品に関心が向いたり・・、なによりもお客様にどんなお役立ちができるかを考えるようになります。


店舗でお客様が商品に関心を抱く順番は、


通常、


スペース(陳列量・陳列方法)≫価格≫売り方(カウンセリング、TPOS開発など)


の順番と言われています。


ところが、実際購入に至る順番は、


売り方(カウンセリング、TPOS開発)≫価格≫スペース(陳列量・陳列方法)


になる部分が現在は大きいのではないでしょうか?


これは企業、店舗の志向別でおおまかに分けられるかもしれません。


すなわち、ディスカウント志向であれば、


スペース(陳列量・陳列方法)≫価格≫売り方(カウンセリング、TPOS開発など)。


専門店志向であれば、


売り方(カウンセリング、TPOS開発)≫価格≫スペース(陳列量・陳列方法)


ということです。


もちろん商品特性によってもかわるでしょう。


どの商品がどういう特性を持つのか、それこそ、ウォルマートやテスコといった米欧の一流チェーンは研究を重ねています。


日本のDgSはまだ途上です。


そういうデータ集積の総本山に月刊MDはなりたいと考えています。


今回のユタカさんの店舗で一番の傑作はこれです!



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おっ!一見、豊川さん、浅野さん、松田さんか!?と思うのですが、


ユタカさんの誇る30代、40代、20代のイイ男たちでした。


とくに真ん中の小竹店長がかっこいい!(笑)。


*シャツ着たままシャンプーする撮影は大変だったでしょうねー。


自分たちが使ってみて、そのよさを伝える・・。これがリテールマーケティングの最大武器です。


商品が「わたし」を通すことによって、「あなた(お客様)」だけのものになる。


これを実現している店舗は、競合など関係ありませんね。