本日、ユタカファーマシーの羽田洋行社長をお訪ねしました。
6月にご就任されたばかりですが、生え抜きのトップであり、年長の取締役の方もいる中で、次の同社の展開を託されました。
羽田社長は、自らの経営課題についてこう言います。
「変えないものと、変えていくべきもののメリハリをつける」。
前者を象徴するのが、この社是。シンプルですが、深いです。
人は人によって生かされる。だから常に感謝の気持ちを忘れてはいけません。
この「おかげさま」という言葉は、そのことを、もっとも、なじみ深い、だれもがよくわかるように表現された五文字だと思います。
後者は、同社は、人を軸にした店づくりで、地域のシェアを高めていくことを根幹に据えつつも、新たなチャレンジはどんどん行っていくということです。
同社の店長はユニット店長と呼ばれ、
5店舗を統括します。スーパーインテンデントというよりも、5店舗の事業責任者としての意識を持ってもらい、店舗運営を行います。本部はそのサポートをするという位置付けです。
店舗もそれぞれのユニット店長らしさがよく出ていて、とても素晴らしい店づくりが行なわれています。
これは、また随時、このブログでご紹介していきます。
羽田社長は、人を軸にした店づくりという抽象的なビジョンを、次のように具体的に表現しました。
「近所のお母さんたちが、お子さんをひとりで買物に出せるくらいの安心感が、ある店」。
これは、素敵な表現です。むかしは、近所にみんな顔見知りのお店がありました。
わたしも、もっとも古い防府時代の子供のときの記憶は、母に頼まれたお豆腐の買物です。
おじさんに、ボールにいれてもらって、落とさないように、水がこぼれないように、そーぉっと、歩いて持って帰りました。
途中、雨が降っても、濡れたままです。
母曰く、5歳くらいでしょうか、女の子みたいに可愛かったので、(笑)社宅のアイドルみたいだったそう。
自分でいうのも、なんですが、両手に豆腐のボールを持って、雨に濡れながら歩いている女の子みたいな少年がいたら、抱きしめたくなるでしょう?(笑)
話がそれました…。
ユタカさんの店舗は、実践しています。
素晴らしい取り組みですよね。BBクイーンズのテーマ曲がもう頭の中でエンドレスに流れています。(笑)
もともと、一店舗のお客様の要望からはじまったそうですが、それが今は、複数店舗で行なわれています。
子供のときの買物経験って、実は残るんですよね。
地域の信頼を形で表現することは、なかなか難しいのですが、これはひとつの表現方法だと、感じ入りました。
地域とともにある店舗であればこそ、このような取り組みが、大切だと思います。
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