待ってました!
左は、前職時代4年にわたり連載いただいた深澤徳さんの『思想としての「無印良品」』。
同時代でありながら、ダイエーと一線を画す異形の流通集団「セゾングループ」の作り出した消費のメインストリームは、あまたの人材を生み出しました。
セゾン的な「消費文化論」の本質を語れる人は、セゾン総研関係、元アクロスの三浦展さんなどちょこちょこいらっしゃいますが、
個人的には、この深澤さんが本命だと思っています。
というわけで、今週はこの本を読める幸福をかみしめます!
*表紙と章扉フォトがまたいいですねえ。橋本タカキさんの「風の無いムーア」2009からだそうです。深澤さんは演劇、写真、舞踏の評論でも第一人者です。
それにしてもいつか、ダイエーとセゾンの比較文化論やりたいなあと常々思っております。
右は、これまた前職時代の先輩がFacebookで薦めてくれた本です。
この先輩は、当時はご一緒に仕事をしたことがないのですが、右も左もわからぬ時、えらいとんがっている人がいるなあとひそかに思っていた方。
最近、Facebookでつながりましたので、これからなにかご一緒できそうな予感も・・。
タイトルも実にいいですね!
早川書房さんは新書の世界にあって、お得意の翻訳案件を中心に据えるなど、やはり大したものだなあと思います。
ハヤカワミステリは中学生のころから大好きでしたからね。クリスティとクイーンはとくに。
さて、また読後感など、アップします。