http://www.nivea.kaeruotoko.com/top.html
(「働け!吉田君」×ニベア花王フォーメン)
この特設サイト自体は、4月ぐらいからですが、最近ちょこちょこ、フェイスブックの下の方に出てくるようになったので、気になっていました。
さすが花王さん早いですねえ。
「ソーシャルコマースマーケティング」の実験はどんどん出てきていますが、
吉田君を使うとはセンスがいい。
この「秘密結社鷹の爪」のキャラを展開している会社には、わたしの愛する後輩がいまして、以前のブログでも紹介しました。
なんてたって前「販促会議」編集長ですからね。
いろいろ仕掛けてくるとは思いましたが、さすがです。
@コスメの近藤さんのところも、イオンのトップバリュさんも、フェイスブックで「いいね!」を押したので、
自分のウォールに現れるようになったのですが、
いろいろ見ていくと、面白い。
トップバリュの「夏技」もなかなか。実生活に使える情報がたくさんあります。
さて、月刊MDでは、メーカー、リテールの協働マーケティングの「仮説・実験・検証」結果を掲載しています。
7月号で大塚製薬さんの機能性飲料「アミノバリュー」とサンキュードラッグさんの実験を紹介するのですが、
これがかなりの数値結果が出てきています。詳細は、ぜひまもなく発売の7月号でお読みいただきたいのですが、
ふとアイデアが。
じつは本日午後から高校の剣道部のOB会の稽古会がありまして、
後輩たちに、ドリンクをOBたちから差し入れする予定です。
月刊MDのかかわりがあるので、私は、大塚さんの「アミノバリュー」を提案しようかと思ったのですが、
これ、フェイスブックの「グループ」に仕掛けると面白いのでは?
フェイスブックは学校関連から企業の「同窓会」サイトの側面がありますから、
先輩の後輩たちへの「愛」市場が無限に広がっていきます(笑)。
しかも一回の購買数量はでかいですよー。
夏になれば、さまざまな差し入れがありますよね。
ここで、吉田君が、「後輩にこれ送ってみるのもいいのでは?」とやってくれれば・・。あっ、これは花王さんでした。
まあキャラを使わなくても、いろんな方法があるでしょう。
もう仕掛けている企業もあるでしょうね。
そろそろフェイスブックに出てくるかもしれません。
で、ここまでは、通常のマスマーケティングです。
リテールとの「協働」マーケティングは、
では、フェイスブックで見て、「これ後輩に送るかあ」と思った時に、
GPS機能で、学校近くの商品が揃っているドラッグストアの「位置」を表示できるようにするのです。もちろん店舗の在庫本数まで表示されるといい。
それで、ほんとは画面から、「これから40本買いに行きます」と注文できればいいですが、
まあ、店舗の電話番号が表示されれば、電話の方がはやいので、これはオーバースペックかな。
ただドラッグストアは店頭在庫数が少ないですから、大容量注文には向いていないかもしれません。
たとえば売場面積が一番大きなフラッグシップ店だけでも、夏の時期は対応すると面白いのではないかと思います。
こんなアイデアどうですか?
必要に迫られると、出てきますよねえ。
でも、さすがにこれからじゃ間に合わないです。結局、近所の一番本数が揃っていそうなスーパーさんに落ち着くでしょう(笑)。