きのうは、汐留・新橋、丸の内・日本橋界隈をぐるぐるしておりました。


午前は、電通さんで新しい店頭実験と商品開発の方法について論議。


お昼は、資生堂さん1階の「サロンドカフェ」でジェイビートゥビーの奥島先生にインタビュー。


ここのカフェは静かで、インタビューにはぴったりの場所です。


内容は、「熱中症対策」「猛暑対策」売場を顧客ID付POSの分析から提案するものです。


顧客IDPOSとは、通常のPOS(販売データ)に顧客属性と購買履歴をひもづけたものです。


これはいろんなことがわかってきます。


まさしく売場の「見える化」ですね。


熱中症の70%は65歳以上の高齢者の方。


高齢者にはウォーキングが日課になっている人、寝汗をかきやすい人、降圧剤(血圧を下げる薬)を服用している人などなどいろんな特性を持った方がいます。


こういった方に、どんなタイミングで、どんなメッセージを伝えればいいのか。


これからの売場づくりはとくに大切になってきます。


関連商品をどんと積んで見せるだけでは地域の健康生活に貢献しているとは言えません。


そうではなく、ことしは熱中症予防を講じて、たとえば地域の熱中症急患率を減らすということを、自社のKPI(重点管理指標)にしてみてはどうでしょう。


医師から、


「日中の暑いときはウォーキングを避けてくださいね」と言われても、

「私は朝(夕)にしているから大丈夫」ではまずいのです。


涼しいと思われる時間帯でも、他の季節のウォーキング時間、距離を短く設定するのが重要です。


また、


「こまめに水分補給をしてくださいね」と言われても、

「お水を飲んでいるから大丈夫」ではまずい。


とくにクーラーをきって寝ている人は寝汗をかいており、夜寝る前、あるいは朝の一杯、しかも水ではなく大塚製薬さんの「OS-1」といった「経口補水液」を補給することが重要です。夜トイレに起きるのが嫌な人は朝の一杯ですね。


これは高血圧で減塩生活をしている人にとっても大切なことなのです。


そんな情報交換を奥島先生とおこなって、


夕方からは丸ビルにて、マンダムさんの「冷感肌」のプレスセミナー、

そのあとは、製薬協さんの定例記者会見に参加してきました。


新薬開発の話はわたしも不勉強な分野。興味深いデータがいくつも出ていました。

研究開発投資額は中国、韓国に抜かれてしまったそうです。

これではアジアナンバーワンの新薬開発国としての地位が保てません。

武田薬品さんがスイスのメーカーを1兆円で買収と報道がありましたが、ほんと製薬はグローバル競争がもっともシビアな世界です。


マンダムさんのセミナーについては、月刊MD誌上でも詳しくお伝えします。


ことしは「爽男(さわお)」がよりモテるそうです(笑)。


目指せ、「爽男」ですね!


その前にお腹周りをケアせねばと感じるこのごろ・・。


本日は、NFIの5月定例セミナーを開催中です。


またその様子などもアップします。