いい天気になりました。
暑過ぎるぐらいでしたね。
さて、タイトルは「鎌倉へ」なんですが、鎌倉には行っていません・・(笑)。
行きたいんですけどねえ。きょうなんかすごい混雑だったでしょうね。
この時期、時折、材木座の名プロデューサー浅野さんを訪ねました。
単行本が終わりましたら、ゆっくりお訪ねしたいものです。
とはいっても、この天気ですから、自転車でひとっぱしりしてきました。
ここは、東村山にある徳蔵寺というところです。
このお寺には、「元弘の板碑」(国重要文化財)というものが納められています。
これは鎌倉末期、足利と通じ、鎌倉攻略を任された新田義貞が、この地「久米川」で北条軍とたたかったときの戦死者供養としてたてたものです。
太平記好きで、むかーし、
群馬県の生品神社(新田義貞公が挙兵した地)から、川越、小手指、久米川、分倍河原と鎌倉攻略の古戦場をたどったことがありました。*車ですけど。
群馬から鎌倉の防衛ラインを突破して、稲村ケ崎へ。ついたのは深夜でした。若かったなあ・・(笑)。
翌日は、7つの切通しなど太平記関連の史跡はほとんど見ました。
ちょうど真田広之さん主演の大河もやってましたし(放映前か後かはちょっと定かじゃありませんが)、かなり「鎌倉」フリークをやっていましたね。懐かしいなあ。
で、当時もこの古戦場跡も行ったのですが、いまは、まわりは住宅開発が進んでいて、どこにあるか見失ってしまいました。住宅地の隅っこで見つけたのですが・・ちょっとさびしい。
うしろの緑は、トトロの舞台になった「八国山」です。
久米川、東村山にはもうひとつ、歴史好きにはたまらない場所があります。
「正福寺千躰地蔵堂」です。これは赤坂の迎賓館が登録されるまでは、都内唯一の国宝建造物。
住宅地のど真ん中に国宝建造物がぽこっとあるのです。
素晴らしい!
鎌倉の円覚寺舎利殿と同時代、同様式です。舎利殿は公開日がけっこう限定されているのですが、こちらはほんといつでもフリーに鑑賞できます。*中は限定公開日ですが。
こんなかんじなのですが、ほんと国宝とは思えないほど、控えめでひっそりとしています。
ほんとだーれもいませんでした。素晴らしい!
(おまけ)
これは「金婚」で有名な豊島酒造さん。
でもうちの冷蔵庫にあるのは「多満自慢」だったかなあ。はやくかえって飲まないと。
*これ書きながら飲んでます(笑)。
東村山の生んだ最大の有名人「志村けん」さん御用達です!
だんごとお茶で一服。
いやあ、2時間ほどの小トリップでしたが、気持ちよかった。
あすからまたがんばるぞー。
*で、いまこのだんごをつまみに書いてます。