以前ブログでもアップした、三井食品の水足社長の対談企画をおこなったときですが、


月刊MD編集長(2代目)のブログ

水足社長は、貴重な提言をされていました。


それは、


「これからの高齢社会、あるいは環境配慮社会、節約社会において、安くて、軽くて、栄養があっておいしい乾物はもっと注目されてもいいのではないかと思う」。


これって卓言だなあって思います。


介護食や在宅医療のための体にやさしい食事の提案は、まさしく、


ドラッグとフードの融合領域です。


しかもごはんやおかゆの友は地域によってさまざまあります。


保存食の考え方から伝承されるものが多いとか。


こういうところ、もっとドラッグストアもMD研究をすべき分野ではないかと思います。


いま話題の「干し野菜」も同じ発想ですよね。


安くて軽くて、おいしい、そして無駄がない。


お年寄りだけではなく、自然食品として、若い女性にもダイエットなどで提案しても面白いのではないかと思います。


そこにサプリや機能性商品を組み合わせる。


それこそ食品スーパーとの地域コラボだってあります。


一企業だけで、すべての生活領域をカバーしたり、そもそも「顧客を囲い込む」という発想は、


過去のものになりつつあります。


志が同じ、地域の企業同士が、地域の包摂性(豊かで快適な健康社会)を高めるために協力する。


出店だけではなく、MD、サービスコラボを考える時代です。


北九州のサンキューさんは、おなじく北九州のエクセレントスーパー、ハロデイさんといろいろ考え始めています。