本日は自宅で単行本の編集作業をしています。
4月末発行ということで、平日は雑誌、休日は単行本という二足のわらじをはいています。
でも朝からちょっとハードでしたので、ここいらで休憩です。
数年前から「パワースポット」って言葉がでてきましたね。
友人にスピリチュアリストの暁麗華さんという方がいるのですが、彼女がむかし雑誌の連載をやっていまして、「東京パワースポット」なんて単行本出していましたが、いまやすっかり定着していますね。
さて、わたしのパワースポットは、正統派でいえば、まあ神社ということで、やはり防府天満宮ですね。
菅原道真公を祭った日本最古の天神様です。いまは東京に住んでいるので、なかなか行けないのが残念ですが、3年に一度くらいは、出張にかこつけて寄りたいと思います。お宮参りから七五三、受験祈願・・節目には必ず行っていましたからね。
高杉晋作もこの防府天満宮にあやかって、幕末期「谷梅之助」などの偽名をつかっています。「梅」は菅公の象徴です。「東風吹かば・・」の歌で知られていますね。
この偽名について幕末史の研究家は、討幕(正義派)か幕府恭順(俗論派)かで粛清の嵐が吹いた長州の大激震時代、政権を奪った幕府恭順派の追及をかわすため九州へ逃れざるをえなかった心境を菅公の大宰府左遷に重ね合わせていると指摘しています。
防府天満宮の手持ち写真がなかったので、先月京都出張の折、立ち寄った北野天満宮の写真です。
京都在住の弁護士をやっている幼馴染とお豆腐料理を食べました。
菅公は失意のうちに亡くなりますが、のちに中世最大の怨霊神として、都の人々、ときの権力者に恐れられます。高杉晋作もこのような鬼神のごとき力を得たかったのだといいます。それほど幕末の混乱期は彼を絶望の淵へ陥れたのでしょう。
萩の城下町も風情があっていいですね。高杉晋作の生家もたしかこのあたり。
でもやはり防府の宮市の古い路地裏のほうが好きかな。データがないのが残念。
パワースポットというか生まれ育ったところが一番力をもらえるような気がしますね。
みなさんのパワースポットってどこですか?
でも暁麗華さんの影響ではありませんが(彼女は巫女の資格ももっています)、神社めぐりもいいですねえ。
星野之宣さんの宗像教授シリーズに出てくるところは、たいてい行っています(笑)。