本日午前は、初整体。
仕事柄、肩、首こりがひどく、また半年前に剣道でちょうど右足首の古傷を痛めてしまい、通っています。
春になったら剣道も復活できると思います。
さて、ここのスタッフはみなさん柔道やサッカーの指導者でもあり、地元の幼稚園から有力高校などで教えています。
きょうは新春のスポーツ談義になり、箱根から高校ラグビー、サッカーまで。
サッカーはあまり詳しくないのですが、ブンデスリーガで活躍する香川選手の話になり、とても勉強になりました。
サッカーを知っている人はよくご存じでしょうが、香川選手は体が小さく、いかに体の大きな選手と接触を避けるかというところにフォーカルポイントを置いているそうです。フォワードの基本は相手といかに接触せず、先を読んで、ディフェンスの死角をつくか。それを世界トップレベルで、場の変化に合わせて読み取る駆け引き。読み取る前に体が動く・・。なるほど、だからあの小さな体で、得点を挙げているわけですね。
「小さな体の特性を生かしてオフェンスの駆け引き能力を極大化する」。驚いたのは、香川選手が出てくる前は、どちらかと言えばそういう思想と技術はフォワードの傍流というかあまり注目されていなかったそうです。私はけっこう当たり前の方法論として確立されていたのかと思っていたのですが。
高校サッカーも以前は「固い守りとスタミナ(走り)重視」だったそうですが、最近はそれで全国のトップにいけなくなってきた。野洲高校が出てきたあたりで、ようやくオフェンスのバリエーションが重視されるようになってきたそうです。この野洲の快進撃はむかしわたしも面白いなあと思っていたら、監督さんはサッカー指導は素人だったそうですね。ときに素人が「賢者の盲点」をつくことはよくある話です。これはスポーツもビジネスも同じですよね。ラグビーも同じだなあ。
オフェンスとディフェンスの駆け引きは格闘技の間合いにも通じます。小手を誘っているように思わせて面を誘い、面を打ち返す。そのまた裏をかく。まあこれは四段クラスまでなら通じますが。
整体のスタッフさんが指導するサッカーチームでも、キッズでは「鬼ごっこ」などを取り入れているそうです。楽しみながらフィールド上の駆け引き能力が伸びそうです。格闘技なんかもけっこうやらせてみたら面白いんじゃないですかねえ。
基本動作はもちろん重要ですが、世界と争うには基本プラスなにかが飛びぬけていないとだめなんでしょうね。