初対面・おつきあいの浅い場合、お互いにコミュニケーションのバランスがとれていない状態です。恋愛は日ごとにそのバランスを補い整え、お互いに同等の関心をよせなければ成立しません。
今回は「恋の心理学」と題し、「目に見える行動」と、
そこから推測される「心の動きを」お届けします。
◇相手の右側に立てばリラックスさせる心理効果が。
「人は無意識に心臓を守ろうとする」と心理が働きます。
つまり、おつきあいが浅い場合など真正面や相手の心臓側に立つと
圧迫感や警戒心を与えるということです。
特に初めてのデートなど並んで歩く際や、カウンターでの食事の際に意識してみましょう。
◇本当の空気を読む行動心理
日本人は昔から人と違う行動を好まず、空気を読む民族とされています。
しかし人と違う行動を起こすことで印象を与え相手の心に入り込むという効果も否めません。
例えばお相手が体調悪いとします。周囲は「大丈夫?」と言うばかり。
そんな中、あなたは一人、ブランケットを取り出し「これ使って」と差し出す。
これぞ本当の空気の読める一歩抜け出した「あなたの魅力」に繋がり好印象を与えるのです。
◇すべては腹八分目の心理
人は常に欲求を満たすために行動し、頑張り、向上心をもたせる生物です。
初めてのデートでも、常に腹八分目を意識しましょう。食事も電話もメールも同じ。
もう少し一緒にいたい・・話していたい・・それくらいがちょうど良いのです。
満たされない気持ちは、次のデートに埋めようと心理が働きます。
◇デートの誘いは「YESかNO」ではなく、行き先「AかB」で。
多くの選択がある中で、あえて相手が好きそうなデート先を二者択一に絞り込むことで、
デートをする・しないの段階から一歩先へ進んだ「どこへ行く?」にもっていけます。
ただしお相手の好きそうなものを絞り込まなければなりません。
興味の無い物ばかり並べても効果はありません。
ある意味高度なテクニックかも知れませんが(笑)。
もちろんこれまでお届けしてきた印象の大切さなど、
お相手の心を開いてからの「恋の心理」であることは言うまでもありません。
菅原藤理 コミュニケーション評論
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