学生と企業側のコミュニケーションに関する意識の差についてお話しようと思います。
経産省のまとめた調査資料では
■学生側に自信のある能力はなに?
■企業側の学生に足りないものはなに?
をたずねると共通しての主な答えが
「粘り強さ」
「協力し合うネットワーク」
「コミュニケーション能力」
であった。
つまりは今の学生たちが自信を持っているものは
何かしら意味を「勘違い・履き違えている」のである。
現在のデジタルネットワーク時代に生まれ育った彼・彼女たちと
アナログ時代を生き抜き、創造に溢れモノを作り出していた人生の先輩たちとの間に
「意識の差」が生じていることにほかならない。
しかしながらこのギャップを埋めることすらなく、今日にいたってきた。
家庭や学校、大学すらコミュニケーションに関する定義もなく自由に与え
肝心な「定義やモラル」は個人の領域にまかせっきり。
あとで何かがおきれば「まさかそんなことをするとは思っていなかった・・」で終わる。
企業側も努力が必要である。
これまでのマナーコンサルタントを招いて
チームワーク研修や名刺・電話の応対など一通りカリキュラムに入れたものの
肝心な「人と接する重要性」といった原点を研修することはない。
「そこまでしなくても・・・」なのであろう。
そもそもすべてがもう「時代遅れ」なのである。
経産省提唱の「社会人基礎力」というものがあるが普及にはいたっていない。
しかしながらこの内容は大変重要な要素を含んでおり
当協会も心から賛同するとともに、もっとも必要なものと感じている。
日本コミュニケーション基礎検定を主催している
当協会の「基礎」の名称にこだわったのにも実はこれらが含まれている。
今の若い者は・・・と言葉でおさめてほしくない。
今後を担う大事な人財だからこそ、「基礎」が肝心であり、その研修方法も見直す必要がある。
学生諸君は今からでも遅くない。
社会や企業が求めていることはなにかを学び実践できるようアンテナをはってほしい。
デジタルツールを使ってではない・・。
あなたの五感をつかって退化しつつあるアナログの力を今一度3か月かけて戻すのだ。
ぜひ気になる方は
当協会の日本コミュニケーション基礎検定・講座を4時間で習得してほしいと願う。
詳しくは当協会ホームページで。
http://www.ja-cp.com
または「日本コミュニケーション基礎検定」で検索!
企業向け講座や研修も気軽にお問い合わせを。