最近いろんな会社へおじゃまするのだが、
気になることが1つ。
それは特に20代~30代の若者中心の会社に「雑談」みたいなものがないということ。
みんな携帯・スマホ・タブレットに向かって「メール」「チャット」のやりとり。
私には異様に思えて仕方がない。
というか一種の症候群といってよいだろう。
私は常に「対人コミュニケーション」のあり方、
特に生身の人間同士が触れ合う意義を提唱しているが
それはこの5年くらいには完全にデジタルツールに脳が支配され
単なる効率だけを求める「つまらない人」になってしまうことへの警鐘のつもりだった。
しかしながら思った以上に侵攻は早く、時代の流れの怖さを目の当たりにしたのである。
デジタルを否定はしない。
確かに便利で効率よく、これまでにはなかった新しい発想さえ生まれるのだから。
しかしながらその反面、「人」はどうか・・。
笑みもなく、声も出せない、反応すらない若者が急増している現状。
「個人」「プライベート」「プライバシー」など言葉が先行し、
このままでは無機質な人社会になってしまうのではないか?
共存・助け合い・場の空気を読むなど
日本人のらしさがなくなっている。
もっと社内のコミュニケーションの使い分けもそうだが、
もっと自分らしくあるために・・
そして自らが表現できるそんな若者に溢れた
元気な日本であるために。
今求められる人と繋がるアナログコミュニケーションを見直してはいかがだろうか。
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一般社団法人 日本コミュニケーションプロフェッショナル協会へぜひ。
ホームページ http://www.ja-cp.com