❶簡単なプロフィール
旅好き、写真好きな方は仲良くしてください。
ぜひ、旅の道中で会いましょう!!
❷自己紹介
初めまして、塚真です。ずっとやってみたかった徒歩で日本縦断旅を実行すべく、今年の3月まで働いていた東京の会社を辞めました。4月18日より日本の最北端でもある宗谷岬から歩き始め、6月11日に函館に到着。その間、歩いた距離は763km。日々の様子をnoteで更新しながら、現在は礼文島にて長期滞在中。10月までは働きながら島暮らしを経験し、そのあと本州に渡り青森から縦断旅を再開予定。目的地はずっとずっと先にある、九州の屋久島。
❸日本縦断旅をしようと思った訳
細かく言えば色んな理由や目的があるけれど、一番は人生の最後に大きな後悔を残したくなかったから。自分の身の回りに、歩いて日本を旅した。なんて人がいたら、間違いなく嫉妬していたと思います。多くの人がやらない選択に、僕は魅力を感じるのかもしれません。それでいざ旅をスタートしてみると、やって良かったと思える出来事や出会いがたくさんありました。まだまだ旅は始まったばかり、これからもっと色々な経験ができると思うと、楽しみでなりません。
❹これまでの旅の様子を少し
初日からとてつもない濃霧で 、見たかった景色を全て遮られた。 寒風吹き荒ぶ環境下をずっと一人で歩いていると、追い討ちをかけるようにレンズが壊れた。
2日目にはこれまで味わったことないほどアキレス腱を痛め、完治するまで2週間は痛みを堪えながら歩いた。曇りが続き、景色が変わらない道をただ歩くのは、想像以上にしんどかった。
歩き初めてからの数日は散々なもので 、面白いことは一つもなかった。スターとして5日目、風が暖かくなり分厚い雲がちりじりに散っていく。珍しくもなんともない、ただの青空が、とてつもなく嬉しかった。
新しい出会いと経験の連続は、求めていた旅のカタチで。 隙間だらけの本棚を、少しずつ埋めていくようだった。アスパラの収穫、山羊の乳搾り、初めてのチェーンソー 、タケノコ採り。初めて会う家族との食卓、初めて入る店で仲良くしてくれた人たち。
旅の途中ですれ違った同士たち、 色んな角度から物事を知り、そして経験を重ねた。 将来役に立つかはわからないけれど 、僕の人生において、とても価値のあることのように思えた。
人生の本質を説いた言葉を、本屋だったり広告だったり、たくさん目にする機会はあるけれど、結局自分で経験してみないと何もわからない。
あの人がこう言っていたから、あの本にはこういう事が記されてあったから。たったそれだけを判断材料にはしたくない。いろんな道を歩いて、いろんな人と出会って、いろんなモノを見て、いろんなコトを考えて、僕はこれからも歩き続ける。