こんにちは
ピュアラルの小高です。
私がサポートさせて頂いております
性暴力被害ゼロネットワーク『しあわせなみだ』
代表の中野さんより
以下のニュースレターが届きました。
性暴力をゼロにするという活動は決して間違った活動ではないはずです。
しかし、世の中の受け入れがまだまだである現実。
よく中野さんともこの件はお話をしています。
時には『分かりますけどね。。。目を瞑りたくなることですから』
と苦笑いをしてしまうこともあります。
中野さんからのニュースレターを拝読するたびに
私の活動もさらに熱が入って行きます。
また、私の書籍のご紹介もしてくださっております。
中野さん、ありがとうございます。
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★１．性暴力ゼロに関わることがメリットになる
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「性暴力」
まだまだ口にするのがはばかられる場面も多いですね。
「性暴力をゼロにする活動をしています」と言うと
「え？セイボウリョク？」と何度か聞き返されて、
「あ、あ、すいません」と、なぜか謝られることもあります。
これって、どうしてなのでしょう。
色々理由はありますが、まとめてみると
「性暴力ゼロに関わることがメリットにならない」
ということではないでしょうか。
例えば、こんなことがあります。
★女性
・「性暴力被害者」と思われる
（そもそも「性暴力被害者」と思われると
生きづらくなるところに、偏見と差別があります）
★男性
・「性に関心がある怪しい人」と思われる
（そもそも性に関心があると「怪しい」と思われるところに、
性に関する謝った情報が氾濫していることが分かります）
★企業
・性暴力ゼロへの取り組みが企業イメージの向上につながらない
（慰安婦問題や子どもポルノなど、性暴力ゼロに関わる分野は、
バッシングを受けやすい要素をたくさん有しています）
★公的機関
・「セクハラや性虐待等の問題を抱えている」と思われる
（性暴力を防ぎ、また、実際発生した時にはどのように
対応するのか、定めておくことは、公的機関の責務で
あるにも関わらず）
こうした状況を改善し、性暴力ゼロに関心を持つのが
特別ではないこと、当たり前のこととなるためには、
「性暴力ゼロに関わることがメリットになる」
と同時に
「性暴力ゼロに関わらないことはデメリットになる」
ような仕組みをつくっていくことが必要です。
参考になる取り組みとして、「環境」と「子育て」を
挙げてみます。
「環境」は、「公害」
や「食品の安全性」といった観点から、
長年に渡り取り組まれて来ましたが、「エコ」「ロハス」
といった言葉とともに、「一部の学者や専門家の問題」から、
「あらゆる人の日々の生活の中にあるもの」へと、変わりつつ
あります。
マイ箸やマイボトルを持つことはカッコいいこと、
無駄使いはカッコ悪いこと、という価値観も浸透してきました。
「子育て」は、男女共同参画の分野で「仕事と家庭の両立」
として取り組まれてきましたが、「育メン」「ワークライフ
バランス」といった言葉とともに、「子育て世代の女性の
問題」から「人としての当たり前の生活を考える」方向に
シフトしつつあります。
子育てのために時間を割くパパは
カッコいい、という考えも、拡がっています。
「性暴力ゼロ」は、単に女性の権利をラディカルに訴える
ものではなく、「あらゆる人の性、そして生の中に存在するもの」
として伝えていくことで、誰もが当たり前に考え、取り組める
ものになれば、メリットは必然的に増えていくのです。
「しあわせなみだ」のスローガンは
★性に暴力を振るうあなたはカッコ悪い
★性暴力に遭ったあなたに責任はない
です。
「しあわせなみだ」が、性暴力ゼロに関わるメリットを
増やす原動力となれるよう、これからも取り組みを
進めてまいります。
★２．編集後記
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「しあわせなみだ」を応援してくださっている
小高千枝さんが、書籍を出版されたので、紹介します。
『クヨクヨしない私』を取り戻すヒント
青春出版社
↓アマゾンでの紹介はこちらです↓
http://p.tl/YZSk
小高さんは【メンタルケアサロン～Pureral】の代表カウンセラー
として、「しあわせなみだ」が取り組む性暴力・・・DV、デートDV、
セクハラ、SEX依存症などにも、とても熱心に取り組んでいる方です。
是非書店で手にとってみてください！
↓メンタルケアサロン～Purarelのサイトはこちら↓
http://pureral.info/
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私はこうやってブログにメッセージを書かせていただいたり
日々のカウンセリングを通してクライアント様にお伝えしたり
取材などメディア活動におきまして
情報発信をさせて頂いておりますが
徐々に皆さまに受け入れていただいている事も感じております。
ご理解、ご協力いただいております皆さまにとても感謝しております。
ありがとうございます。
最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
メンタルケアサロン～ピュアラル
代表 小高千枝
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