1位から

日体大 ◎

10人の選手層が心配されたが予選会、全日本、箱根と見事な走り。
復路は大量リードも手伝っただろうがそれにしても見事。
1、2年もうまく走ったし、服部本田矢野もまだ残っている。
来シーズンも全駅伝上位で走れる戦力はあるだろう。

東洋大 ×

出雲全日本に続き箱根でも2位。
4区以降流れを取り戻せずずるずる後退。
来年は山下りの市川も卒業するので山でのアドバンテージがまったくなくなる。
酒井監督のリベンジ采配に期待。

駒澤大 ×

復路優勝は見事だったが優勝しなきゃいけないチーム。
撹上の欠場でバタバタだったのだろうが、それにしても往路はひどかった。
今回活躍した4年生が卒業し経験者が少なくなり厳しくなる。
新入生も強いので競争を勝ち抜き、新しくいいチームになれば来シーズンも優勝候補だろう。

帝京大 ◎

チラチラかっこ悪かったが最後早稲田を差し切っての勝利はお見事。
10区だけでなく、6~9区も区間上位でまとめ復路順位は3位。
今回4年生がほとんど走っていないので次も期待できる。
ただ今年の青山学院みたいになる可能性もあるのでそれは注意。

早稲田大 △

1区前田のやらかしがすべてだが、復路の劣ったメンツ+志方不調で復路8位は上々。
4年も前田と平賀と佐々木しか使わなかったので平賀分以外は新入生でも穴埋めは可能。
平賀の分の穴を全員で底上げして埋めるしかない。

順天堂大 ○

堅実な走りできちんとシード権をキープ。
エース田中がいなくなるが、安定した力はあるので大きなブレーキがなければ来年もシードは堅いだろう。
ただ今回の箱根は1、4、6、7、10区を4年が走っているので若干経験値が落ちるのが懸念点。

明治大 △

往路は堅実に4位。復路は途中まで復路優勝ペース。
ただ9区10区で大きく遅れ、復路順位は13位まで落ち、総合は7位。
どんな指示だったのかはしらないがオーバーペースで後半落ちていった選手が多かった印象。
1区文元と6区廣瀬の洛南コンビは満点。
経験者8人+前回走った石間もいるので山登りの育成とペース配分の学習をさせてリベンジしてほしい。

青山学院大 ×

前回の経験者4人をケガだの不調だので使えず。
ハッタリなコメントで相手を騙すもプレッシャーか不調かはわからないが凡走続出。
大谷、久保田、松田、高橋以外はダメダメ(横山はまぁふつう、出岐は不調なのに強行出場なら仕方ない)
新エース候補久保田を軸に1から優勝を目指してほしい。

法政大 ○

復路は落ちたが総合力が他大より低いのは当然なので仕方ない。
往路で好走した1、4、5区の3人はまだ2年生。
山でのアドバンテージも期待でき、出雲にも出場して経験が積めるのでまぐれだと言われないように来年もシードをとってほしい。

中央学院大 ○

タイム差的にシードは微妙かと思っていたが、終わってみれば見事シード獲得。
往路をあのメンバーで臨んで13位は微妙だったがその分復路5人ががんばった。
エース藤井が卒業するので来シーズンの苦戦は必至でシード落ち候補と言われそうだが下馬評を覆してほしい。

--- シード権 ---

山梨学院大 △

シードこそ逃したが、主力があまり使えない中での11位はそれなりに評価できる。
相変わらず4年生がいい結果を出しているのもGood。
オムも距離は問題なさそうなので、井上に次ぐ日本人エースを育成しシード権の奪還を期待。

大東文化大学 △

予選会の10人の安定感を考えたらもう少し走ってほしかったがシード争いに若干絡めたのが評価点。
山の大東が山でタイムを稼げなかったのも原因の1つ。
市田兄弟のどちらかを山に回すなどしてもよかったかもしれない。

学連選抜 △

3、7、8、10区は区間下位だったが各大学1人の選出に減った中でよく走ったと思う。
来年は廃止なので次はぜひ母校での出場を。

国学院大学 △

1区で出遅れてしまったが区間上位も何度かあり、それなりの見せ場は作った。
競った状態で2区寺田が走ってたらどうなってたかは気になるところ。

日本大学 △

ベンジャミン以外はほとんどダメ。
1区荻野13位、8区林5位、10区竹ノ内10位はそれなりの結果。
調子が悪いなりにまとめた9区11位の田村も及第点。
本当に日本人選手が弱い。。。

神奈川大学 ○

ダメだったのは5区だけ。
あとは例年に比べてかなりいい走りができていた。
7区区間賞我那覇はまだ1年生。
来シーズンはぜひ15位以上をとってほしい。

東京農業大 △

悪天候とはいえ序盤から下位に甘んじてしまった。
地力はあり復路は10位と盛り返したのでまずはきっちり予選会を突破しリベンジしてほしい。

上武大 △

予選会には強いがなかなか本戦で結果を残せない。
1区倉田の欠場も痛く、1区から出遅れてしまった。
今回はしっかりとタスキをつないだのは収穫。

中央大 -

棄権となってしまったが復路は6区代田が区間3位相当、8区永井が幻の区間賞としっかりと次回を見据えた走りができていた。
出雲3位シードのため出雲と予選会がかぶってしまうので出雲で下級生を経験させつつ予選会はしっかりと突破してほしい。
シードは途切れても出場を途切れさせてはいけない。

城西大 -

参考記録とはいえ復路は早稲田と30秒くらいしか変わらない9位相当のタイム。
主力も残るので予選会を無事突破し箱根に戻ってきてほしい。

展開まで書くと疲れるので選手評価のみ

6区

東洋 市川(区間4位) △
日体大がよかったとはいえ、差を微妙に縮めただけ。58分台が出ていればもう少し展開も違ったかもしれないがはじめての追う展開で最低限の走りはできていた。

駒澤 千葉(区間賞) ○
抑えて入るあの走りの最後は圧巻。チーム事情とはいえ平地での走りも見たかった。

明治 廣瀬(区間2位) ○
オーバーペースかと思い心配だったが気付けば58分前半の見事な走り。2年間でタイムを3分30秒くらい縮めている。来年は山下りの神として区間新も狙える。

早稲田 相原(区間12位) ×
山下りは最近の早稲田の鬼門。明治に抜かれたのはよくない。

青学 藤川(区間14位) ×
竹内が欠場とはいえ、競い合いに負けたのはアウト。

日体 鈴木(区間7位) ○
東洋にそこまで差を詰められず、タイムも60分を切り見事復路の流れを作った影の立役者。

7区

東洋 高久(区間4位) ×
区間上位とはいえ日体大との差をあけられたのではダメ。2年前の大津と一緒。

駒澤 久我(区間5位) △
相変わらずのふつうの走り。

明治 有村(区間3位) ○
最後は失速したが見事追い上げた。来シーズンは出雲でも結果を残してほしい。

早稲田 志方(区間11位) ×
佐々木と同じでどんどん衰退。

青学 小椋(区間14位) ×
過度な期待からのプレッシャーかもしれないが凡走。ただ力はあるので来シーズンリベンジを。

日体 高田(区間2位) ○
流れを断ち切ることのない見事な走り、最後は差も広げた。

8区

東洋 大津(区間7位) ×
昨年の走りはまぐれ?ただ横手を抜き返した底力は評価。

駒澤 郡司(区間11位) △
大崩れこそしなかったが飛ばしすぎ。悔しがってたので来シーズンリベンジを。

明治 横手(区間9位) △
積極的に走ったのは評価できるが飛ばしすぎ。来年はぜひ山を。

早稲田 柳(区間14位) △
キャリア的には及第点。序盤が遅すぎとはいえ後半きちんとあげたので収穫。

青学 高橋(区間賞) ○
中央にタイムは負けたが区間賞は区間賞、見事な走り。区間賞に満足せず客観的にみて反省もしていたので次以降もしっかり走れそう。

日体 高柳(区間2位) ○
大津、横手の追い上げのプレッシャーも最初あっただろうに見事。

9


東洋 服部(区間3位) ○
ルーキーデビューとしては上々。ただ出雲全日本と同様地味な走り。もう少しダイナミックさがほしい。

駒澤 上野(区間賞) ○
最後の箱根でようやく区間賞。チームの順位も押しあげ言うことなし。

明治 松井(区間18位) ×
安定感があるのにまさかの脱水症状で失速。おそらくオーバーペースだろう。全日本のときのような確実な走りを期待していただけに残念。

早稲田 田中(区間12位) △
大崩れしなかったのと帝京に抜かれなかったことのみ評価。

青学 横山(区間9位) △
悪いなりにうまくまとめた走り。

日体 矢野(区間2位) ○
まったく問題ない走り。全日本のような攻める走りも見たかったが大差の1位なので必要はなかっただろう。今シーズンようやく結果がでてきてよかったと思う。

10区

東洋 富岡(区間7位) △
ふつうの走り。まぁ優勝はもうあきらめてたと思うので確実な走りをしたと思えば合格。

駒澤 後藤田(区間賞) ○
最後の箱根で見事区間賞。3年連続アンカーで地味ながらも結果を残した。

明治 北(区間17位) ×
後輩のミスを取り返そうとつっこみすぎ。結果世羅勢2区間連続の失速。力はあるがペース配分下手なので前半起用のがいいのではないか。

青学 出岐(区間14位) ×
おそらく調子が悪かったのだろう。鎧坂のようにうまくはいかなかったが主将として抜かれた順位を最後は抜き返し順位を保ってゴールした。

日体 谷永(区間2位) ○
余裕もあっただろうが十分な走り。


次は各大学ごとの評価を個人的に。

No.1 の続き

4区

東洋の淀川はダイナミックな走りでトップを独走するも途中でガクンとペースが落ちる。
2位争いは駒澤湯地が早々に脱落、なんと日体木村が早稲田佐々木を振り切り単独2位に浮上、東洋を猛追する。
明治八木沢も追い上げる。
後方では順大田中を筆頭に集団で追い上げをはじめる。
東洋が差は詰められたもののトップでリレー、2位は日体、3位早稲田、4位明治。
5区区間賞候補の3人が続けて走り出す。
青学は8位、駒澤は10位まで後退。
4区は区間上位5名が日体木村以外は下位チームから追い上げた4名だった。

<有力校各ランナー評価>
東洋 淀川(区間11位) ×
プチブレーキになってしまったのは痛い。もう少し後半粘れれば。

駒澤 湯地(区間19位) ×
論外。

明治 八木沢(区間7位) △
風の影響もあっただろうが前回の実績があるならもう少し差を縮めてほしかった。ただケガ明けの走りとしては前回同様問題なし。

早稲田 佐々木(区間8位) △
ブレーキほど悪くないが、相変わらずの凡走。

青学 川崎(区間13位) △
区間順位は下位だが前と秒差でつないだのは評価できる。

5区


東洋定方がトップで走るが、後ろから日体服部、早稲田山本が近づく。
途中山本が服部に追いついた後、そのまま並走し東洋をとらえる。
最後は服部が抜け出し、見事予選会からの出場で往路優勝を達成。
2位は早稲田、3秒差で東洋が3位。1分以上遅れ明治が4位。
5位は4区5区で追い上げた法政。以下青学、帝京、順天堂、駒澤、学連まで10位。
城西と中央が途中棄権。

<有力校各ランナー評価>
東洋 定方(区間10位) △
抜かれたが、柏原以前山で撃沈しまくってた東洋としては合格点。最後山本が落ちたとはいえ3秒差まで詰め寄ったのも十分評価できる。

駒澤 村山(区間8位) △
途中はブレーキかと思ったが最後は立て直しなんとか区間8位。順位もコンディションも悪かったので仕方ない。

明治 大江(区間7位) ×
最後の山はふつうの走り。区間順位はいい方だがせめて東洋が見えるくらいの位置でゴールしてほしかった。

早稲田 山本(区間3位) ○
ラストは失速したが序盤からの積極的な走りは見事。

青学 松田(区間4位) ○
序盤オーバーペースぽかったが最後は競り合いを制し見事6位。あまり実績のなかった山でしっかりと結果を出した。


復路展望


復路の戦力は駒澤が1番強力だがさすがに7分弱差があっては優勝は厳しい。
東洋も設楽兄弟を両方使ったとはいえ、復路も安定しているので追い上げも期待できる。
明治も有村、横手らを残しており、かなり復路も強力である。
日体大は少し手薄だが、3本柱矢野が残っているので2分以上のリードをうまく使えば十分逃げ切りは可能。
早稲田は少し復路は弱い。
青学は出岐が残っているので追い上げも可能。

東洋はあまり経験者が残っていないのと追う展開にはあまり慣れてなさそうなのが不安。
早稲田は選手層が薄く、明治は一度ハマるとそのままズルズル落ちる傾向があり、駒澤はタイム差と4年生の状態、青学はタイム差と出岐の状態がカギ。

矢野次第では日体大がそのまま逃げ切れる可能性も十分にあると考えられる。

日体、東洋、明治、駒澤、早稲田、青学 となるのではないか。
ただしメンバーも調子もわからなければ明日も向かい風らしいのでなんとも言えない。