このところ、南スーダン派遣の自衛隊の報告書破棄、森友学園国有地払い下げに関する財務省理財局資料の破棄問題等が国会やマスコミで話題となっていますが、
官公庁や金融機関に勤務した経験のある方は全員
『資料の破棄はありえない』と言う事を承知していますし、常識中の常識です。
また、廃棄した等と言う事を国会で防衛大臣や官僚が答弁する事を、呆れながら聞いています。
私など『よく白々しく公の場で言えるなぁ』と情けなくなります。
私は、銀行の本部、一部上場会社、都の外郭団体に勤務経験がありますし、これまで多くの銀行本部と中小企業庁等官公庁とも仕事上お付合いして来ましたので、
断言できます。
彼らは、絶対に資料を廃棄する事はありません!
銀行員や官僚は、自分達(個人と組織)のリスクヘッジの為に、必ず交渉記録は残します。
これは、義務化されており、最低限事務主管者(主導的な立場に立ってその仕事を管理 する権限を持つ人)まで印鑑を押します。
それで初めて担当者は、リスクがヘッジできるのです。
事務主管者(権限規程に必ず規定されていますが、だいたい係長か課長レベル)は、必要に応じて、部長や担当役員もしくは更に上まで印鑑をもらいます。
この印鑑をもらうという事が、それぞれの立場にとって絶対に必要なのです。
ですから、『稟議書』(起案書等と同じで会社・官庁などで、会議を開催する手数を省くため、係の者が案を作成して関係者に回し、承認を求める書類)
なども同じですが、
自分を飛ばして上の承認を先に得た後に回ってきたりすると、印鑑をわざわざ逆さまに押したり、『事後』等と書いたりする人もいるほど責任が生じる物なのです。
そして、記録の廃棄は基本的に半永久的と言っても良いくらいしません。
法律や、社内規程で決められた年限を過ぎても、破棄するという決断は出来ません。
何故でしょう。
まず第一に、減点主義(余計な判断や行動は損)だからです。
新しく良い事をする事よりも、失敗しない事が大事なので、自分が異動するまでの数年間は、以前の記録を破棄するという余計なリスクは取りません。
従って、上からの命令が無ければ、わざわざ資料を破棄するような事は絶対にしません。
第二に、組織としても自己防衛の為に過去の経緯は残して置きたいからです。
決して、間違っても対外的に事実を公表するためではありません。
過去の事実を知った上で、外部に対してどのように対処するか、内部的に判断する為の資料なのです。
ですから、政府閣僚、大臣も、自衛隊統合幕僚監部も財務省理財部も全員資料があることは、当然の事として知っているのです。
国有財産の売買契約が完了したから交渉記録を廃棄する事は絶対ありえない事ですし(特にこれだけ異例の減額や対応をしたのですからなおさらです)、PKOに係わる現地部隊の報告書を破棄する事も絶対にありえません。
1月まであった物が、上からの命令で初めて削除破棄されたという事も自然な話です(いよいよ都合が悪いので上から命令して破棄させたのであって、問題となった後でも破棄したと言っていた部署には存在していた)。
このような事を、正に茶番劇というのでしょうねェ。
近所の公園に咲いていたかたくりの花です
開花時期は早春3月~4月で2週間位咲くそうです。
昔は、カタクリの球根からでんぷんを取り出していたものを片栗粉として使って
いたんだそうです。
とても可憐で綺麗なので好きです。
これは、先週日曜日に私が敗残兵か落ち武者のようにヘロへロになりながら、超スロージョギングしているときに見つけて撮影したもので、今日は沢山咲いていました。

