
10月初めに地方への出稼ぎを終え、東京に戻りましたが、直ぐに腎臓結石➡入院➡破砕という罰当たりな1ヶ月を過ごした私ですが、相変わらず、『仕事(案件)を探す気力がない。』と自分に言い訳をして、連れ合いに、『立ち直るまでほっといてくれ』と宣言し、ほぼ、寝たきり老人状態(テレビとDND、プレステゲーム三昧)を続けています。
頭の中では、さすがに、このままという訳にはいかないし、本当に気力が萎えているし、営業する事は一番嫌なことだし・・・・。連れ合いの態度も微妙に変化しつつあるという現実的な恐怖感もあり、『とりあえず動く格好だけでも見せないと』という事で、今日は、仙台に向かう新幹線の中で書いています。
3年前の大震災の前年から、大震災後2ヶ月までの約一年間を、仙台で仕事をしていたのですが、その時に本当にお世話になった方と、飲むためだけに仙台に行くのです。
以前なら、必ず、3行ぐらいの銀行にアポを取って営業するのですが、今回は、その気になれませんでした。こちらに気力がないのに、営業する事は非常に失礼ですし、いい結果は生まれないと考えるからです(言い訳ですが)。
今日お会いするS氏を含むいろいろな方との、仙台での大震災の罹災経験については、そのうち気が向けば、書こうと思っています。
私に文才があれば、ベストセラーになるような、大震災罹災顛末記なのです。
さて、話が飛びますが、標題の『最近、大統領になる事をあきらめました。』とはいったい何か?
実は、先程述べた、私が仕事の関係で営業訪問した、全国の地方銀行の本部の方々に、最初にお会いして営業する時に、好んで使っていたフレーズなのです。
ご存じではないと思うので、お話ししますが、実は、銀行の本部にいきなり得体の知れない人物から℡やDMでアポを取ろうとしても、なかなか会ってもらえません。
ましてや、私のようにフリーランスの人間は、まず難しいのです。
私も逆の立場にいましたから、いかに多くのアポ依頼が来るのか、知っています。
いちいちお会いしていたら、自分の仕事になりません。
私の場合は、電話でのアポ取りの時から、私が、某銀行の本部の部長経験がある事、全国地銀協会で数回ですが、講師をしたことがある事を言って、ようやく会っていただく事が出来るのです。
お互い初対面ですから、緊張しています。
彼らは、私が何故、銀行を辞め、経営コンサルタント会社に行き、その後、独立したのか?という疑問と興味を持っています。
その疑問に答える中で、その場の空気を和らげる事を狙って、この言葉をはさみます。
例えば、
『銀行の部長も経験し(それ以上は無いと分かったんだな)、自分のずっとしてきたことを(取引先の業績改善)、をやりたくて、経営コンサル会社に現場のプロジェクトマネジャーをさせてくれるという約束で入ったのですが、しばらくして、結局部長にさせられてしまい、部下約20人を食べさせるための営業だけが、仕事になってしまったので、辞めました。』
この次辺りに、『もう最近、大統領になる事をあきらめましたので、1人で、今までの経験を社会に還元して、お役に立ったという自己満足を得たいと思い、コンサルをさせて頂いています。』という具合です。
もちろん、日本には大統領はいませんし、どう見ても偉くなれそうもない人物が言う言葉ですから、要するに『身の丈に合った仕事がしたい』という事を、面白く言いたいのです。
少なくとも、お互いの緊張を解く事には成功していると自負しているのですが。