可愛くなりたい。これは私の永遠のテーマ。
私は子供の頃、女の子扱いされないという屈辱を何度も味わいました。
純真無垢な当時の私は、そんな扱いに何度傷ついたことか。
まず名前が性別不明。幼い頃、病院の待合室で呼ばれ、診察室にはいると看護婦さんに「ほ~ら、女の子だった」と大笑いされたと、大人になるまで母ケイコに面白おかしく言われました。
次に見た目。髪は真っ黒、多くて硬いので、ケイコにいつもベリーショートにカットされていました。眉毛もきりっとしていたし、体格の良い身体。
おまけに色黒と三拍子も四拍子も揃い、小学校3年生の頃だと思いますが、パン屋のオジサンに「男のくせに赤いズボンを履いて」と言われる始末。
今の身長は164cm、中学1年で160cm超えていたと思います。
小学生の頃から、背の順に並ぶと常に後ろから3番目あたり。運動会のお楽しみ、男の子と公式に手をつなげるフォークダンスは、女子が多いともれなく男子の列に並ばされて、永遠に手をつなぐ事がありませんでした。
高校時代は女子の後輩に誕生日に何かもらった記憶が。
そんな男気ある外見でさぞかし気の強い女の子だったのかと思えば、実は子供のころは自分の言いたい事を言えないもじもじした子供でした。
ケイコは私に黄色い服ばかり買いました。幼稚園時代の私は本当はピンクやフリフリが着たいのに、それが言えない。散々考えて出た言葉が、
ワタシ「なんで私の服は黄色が多いの」
ケイコ「色が黒いから」
ワタシ「。。。」 撃沈
ケイコはとてもセンスの良い人です。今でもはっきり覚えている黄色い服は、ひまわり柄のAラインのワンピース、まるでゴッホのひまわりのような色合い。でもね、あの頃の私はピンクが着たかったんだよ。
大人になるまで心の支えにしてきたのは「この子の髪は真っ黒で良い髪だねぇ」
法事で親族が大勢集まり、そんな時にしか合わない誰だか分からない叔母さんが言ってくれたこの言葉。嬉しかった。
もじもじした幼少期と異なり、少々性格は男っぽくなってしまいましたが、可愛い大人の女性でありたいと思います。
メイクして、髪を柔らかい色に染めて、好きな服を着て、ネイル塗って。
大人になったら、見た目も大事だけど中身も磨いていかないとね。これからも可愛いを追求していくよ。

