日本にいて矛盾を感じることが多々ある。その1つに“美”に対する意識というのがアンバランスである、ということが挙げられる。小顔信仰、美顔信仰、そして不健康なダイエット、いずれも私から見れば偏見にしかみえない。小顔、小顔、というが、欧米人の基準で小顔を再現させるとすれば、どうしても体を貧弱にしたダイエットを自身に強要してしまうことになる。日本人は欧米人と骨格が違う。欧米人の骨格と頭蓋骨のバランスで、結果としてあの小顔、って思うのだが、日本人の骨格で小顔を作るとなればかなり無理がある。
美顔信仰だってそうだ。なぜ、体全体の中で顔のみ美白やシワをなくすなどの美顔にこだわるのか。歳を重ねたら、年齢に見合った体躯と顔で良いではないか。私は欧米に居住していた時期が長いから、美肌追求に対する執念というのは他の40代女性からみれば、ほぼ皆無に近い。シミやソバカスができるのであれば、それは上手く歳を重ねた中年女性の勲章、みたいに思っている。そこら辺は、美白より小麦色の肌がクールだとされるフランスの影響があるのかもしれない。
ダイエットにしてもそう。どうしても日常的にスポーツをしなければ、そして食生活に繊維質を取り入れなければ、内からも外からも健康的なダイエットを行うのは不可能である。運動せずに食べないでダイエットっていうのはなんだかキチガイじみていると思うし、体のバランスだって悪いに違いない。
全ての要因が、“貧弱な精神の日本男児”のひがみの影響なんじゃないかしら、と思う今日この頃。”自分はこの人を好きなんだ!“というより、他人がそして社会に、“自分の妻(彼女)がどう映るか”という変な迎合精神が、妙な価値観を産んでしまっている。
日本人女性よ、強くあれ!