私の住むブルックリンのアパートは、ユダヤ人街のほぼ真ん中に位置し、シナゴーグに隣接していた。週末になると、男性は白いワイシャツに黒スーツ、女性は黒のスーツのユダヤ人がシナゴーグ周辺をうろついていた。
私が気になったのは女性の髪型。異常に多く感じ(私の髪がすくないのか??)なんか額が異常にせまくみえる。知り合いに聞くところによると、女性は皆頭皮は剃り、カツラをかぶっているとのこと。なんでそんな無駄なことをするのか理解できなかったが、ユダヤ教自体理解できない宗教なので、連中なんでもありだ、と聞き流すことにした。
なので、周辺のユダヤ人街はkosherと呼ばれる、“ユダヤ人の、ユダヤ人による、ユダヤ人のための食べ物”ストアやレストランしか存在しない。一度、kosherレストランに入ってみた。何を注文していいのか皆目見当がつかず、ギリシャ風サラダというものを注文した。基本、kosher のお店は割高だ。割高のくせに、出てくる品物は決して美味ではない。そのギリシャ風サラダは、レタスを細かく切ったものの上に、オリーブの塊と、コーン、カッテージチーズとトマトだけの非常にシンプルなサラダだった。
二度とkosherに行くものかと、電車に乗ってブルックリンの南端には
ブライトン・ビーチがあり、そこでは廉価のロシアン・キュイジーンを見つけることができた。悪いことの後は必ず良いことがあるようだ。ピロシキやボルシチ、ケバブはロシア語でシャシュリークって言うんだけど、味付けが非常に良かった。以後、ブライトン・ビーチの惣菜店ではかなりお世話になることになる。やっぱり、日本の国から近い場所の料理って日本人の口には合うね。
ホームシックにもかかることなく、わたしのNew Yorkライフは進捗していきます。