『Michael マイケル』 音楽♪は世界共通語だ
入場時に「マイケル・ジャクソン」時を越えて甦る伝説(文芸春秋)パンフレット付です。もう詳細はこれを読めば十分ですね。マイケルの親父はことあるごとに「人間は勝者か敗者しかいない」というわけで勝ち組に廻るための厳しい特訓を夜遅くまで続けるのです。ジャクソン家の5人で結成されたメンバーの名はジャクソン5(ファイブ)の8歳くらいの最年少マイケルがボーカルを務めステージはだんだんと盛り上がり熱狂的なファンも増えてきます。稼ぎ出してワーゲンで移動するのですがあのワーゲンは今でも人気があって時々街中で見かけたりします。まぎれもない名車であります。ストーリーはサクセスモノなので想像の範疇ですがLIVEシーンになると余計な字幕が出ないので米国で観賞あるいはドジャー・スタジアムでステップ踏んだり首を振ったりしているようなやはり映画館限定の作品の出来栄えです。マイケルは幼いころからTVに噛り付いて身に着けていきます。「雨に唄えば」ジーン・ケリーの名シーン、チャップリンを愛しリスペクトしながら己のモノにし成長していく姿がうまくTV画面が白黒からカラーに移り変わります。日本でもフィンガー5お茶の間の人気でした。このグループを知っている世代の人には懐かしさ、観客の8割以上が2000年以降に生まれたような若い方たちが多かったのが意外でもあり、まさに時を超える伝説のスーパースターの甦りのようです。さて主演のジャファー・ジャクソンは実際にマイケル・ジャクソンの甥っ子だそうです。「キング・オブ・ポップ」の白熱のステージは本人AI再現したような見事な成りきりです。監督は「トレーニング デイ」「イコライザー」のアントワン・フークア監督です。ところで野心のためにわが子マイケルを叱り時には鞭打つことがあった。この父ジョセフさんの野心とは所詮$なのですね。あまりに厳しい特訓に「セッション」という映画を思い出しましたがあの映画の主役マイルズ・テラーが音楽プロデューサーで顔を出すとやはりそうだったのかとキャスティングにニンマリします(笑)えっもう終わったの?“アンコール、アンコール”と連呼したくなりましたが彼の物語はまだまだコンテニューに好感持てる映画です。 (☆4.15)