前回までは、敬語の基本である動詞を見ていきましたが、今回からは実践編になります。

実践編第1回目は、「敬語での挨拶」です。




おはよう→おはようございます

こんにちは、こんばんは→お疲れ様です

行ってきます→行ってまいります

戻りました→戻ってまいりました、ただ今戻りました

帰りました(戻ってきた人には)→お帰りなさい、お疲れ様でした

帰ります→お先に失礼いたします

お世話様です(社外の人との挨拶)→いつもお世話になっております



(http://www.levelup99.net/businessmanner/cate3post22.html )

(http://keigo.livedoor.biz/archives/125920.html )




来週も普段使う敬語に関して語っていきたいと思います。






京都が舞台の本をもうひとつご紹介します。


本のタイトルは「有頂天家族」 作者は、森見登美彦さんです。


くすっと笑えるところが随所にあるのですが、最後には、「家族」っていいなぁ。とほっこりします。

偉大な狸の父親が亡くなり、残された4匹の狸とそれを取り巻く、親戚の狸や師匠の天狗が京都の随所で起こす騒動が、おもしろいです。
京都をよく知っている人なら「あぁ、あの場所」と思いを巡らせながら、京都をよく知らない人は知らないなりに、どんどん引き込まれていきます。
ただ、ルビが初出しか振っていないので、京都人以外の方だとこれってなんて読むんだっけが時折に出てきます。
皆さんこれが読めますか? 「糺ノ森」「夷川」


また、4匹の化け具合に加えて、母親を「宝塚の美青年」に化けさせるところは、さずが関西人です。


TVアニメ化もされているようなのですが、まずは、本で面白さを味わってみてはいかがでしょうか。


有頂天家族 (幻冬舎文庫)/森見 登美彦
¥720
Amazon.co.jp

有頂天家族公式読本/森見 登美彦
¥1,575
Amazon.co.jp

先週、言っていましたように、今週は動詞の中でも丁寧語を見ていきます。





行く→行きます

来る→来ます

見る→見ます

する→します

いる→います

食べる→食べます

聞く→聞きます

言う→言います

帰る→帰ります

会う→会います

借りる→借ります

知る→知ります





(http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100630/349786/ )

(http://keigo.livedoor.biz/archives/192194.html )






来週も敬語についてまとめていきたいと思います。









先週、言っていましたように、今週は動詞の中でも謙譲語を見ていきます。





行く→参ります、伺います

来る→参ります

見る→拝見します

する→いたします

いる→おります

食べる→いただきます

聞く→伺います、承ります

言う→申します、申し上げます

帰る→失礼いたします

会う→お目にかかります

借りる→拝借します

知る→存じる、存じ上げる




(http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100630/349786/ )

(http://keigo.livedoor.biz/archives/192194.html )





来週は、動詞(丁寧語)をまとめていきたいと思います。








先日、滋賀県長浜市の黒壁スクエアに行ったときに、商店街のウィンドウに映画「偉大なる、しゅららぼん」のポスターが貼ってありました。

この「偉大なる、しゅららぼん」の原作者は、近畿各地を舞台にした小説を書いていらっしゃる「万城目学」さんです。
万城目ファンとして、また、舞台が滋賀とあって、肩入れして読みました(かなり前ですが・・・)。
万城目作品の中で、一番好きなのは「鹿男あおによし」なのですが、京都を舞台にした「鴨川ホルモー」も奇想天外で面白かったです。これは映画もぴったりはまりました。

7月ごろにNHKの「八重の桜」を見ていて、白虎隊のほかに青龍隊、朱雀隊、玄武隊があったことを知ったときに、ふと、鴨川ホルモーの本中に、それらをもじったサークルがあったことを思いだしました。

ホルモー競技を大学対抗で行うのですが、以下の4つがサークルが出てきます。

東の青竜:京都大学青竜会
南の朱雀:龍谷大学フェニックス
西の白虎:立命館大学白虎隊
北の玄武:京都産業大学玄武組

四神をもじって名付けられているのですね。読書時には、それさえも知りませんでした。
本当にそんな名前のサークルがあれば面白いですね。そして「ホルモー」もどきの競技をする洒落の効いた学生たちはいないのでしょうかね。

最後に・・・。
「どうして、八重の桜に出てくる”同志社大学”が含まれなかったのか」と、不思議に思われる方は、どうしてなのか、関西人(関西出身者)にお尋ねください。




鴨川ホルモー (角川文庫)/角川グループパブリッシング

¥540
Amazon.co.jp

鹿男あをによし (幻冬舎文庫)/幻冬舎

¥720
Amazon.co.jp

偉大なる、しゅららぼん/集英社

¥1,700
Amazon.co.jp