本日は11月4日(月)振り替え休日です
11月1日(金)己巳の日は恒例の東京都品川区の蛇窪神社にて白蛇弁財天社の
己巳の日祭を魔事なく祭行されて、当方も法要の部を厳修させていただきました
60日に一度の御縁日です。晴天に恵まれて大勢の崇敬者様、参拝者様で賑わいました。
皆さんもどうぞ一度は参拝をしてみて下さい。
久しぶりにお稲荷様についてお話をします。以前のブログでも数回の ”お稲荷様について”
お話をしましたが今回からはより身近な範囲の事になります。
稲荷勧請 を皆さんご存じでしょうか。
お稲荷様(宇迦之御魂様や豊受大神様等々、、)の御分霊が入られた御神体を授かり
自宅や会社などに御迎えしてお祀りする儀式です。
仏様の御像などに御魂を入れる御魂入れと同様に、お札やお守りとは違う、
本当の神仏の分霊や御魂を入れる儀式
(開眼)があります。
例えば仏教のお寺だと本堂や仏像がある場所で僧侶達が仏像に魂を入れる儀式の開眼供養
(修法)があります。仏壇の御本尊や位牌に御魂を入れる開眼供養もその一つです。
しかし、天部の神様や神道の神様を開眼供養をして御魂を入れて自宅で御供養をすることは稀です。
個人のお宅の場合は、余程の崇敬者か行者や僧職などか、余程の事がない限りは殆ど行われないかと思います。
ズ~っとそこにいてくれるということになります。
豊川稲荷様の御魂入れの場合は仏様なので開眼と勧請のそれにあたります。
日本の神様の神道に限っては一部を除いて殆どこの様な事はないですが、
三峰神社の御眷属拝借や蛇窪神社の白蛇様拝借は眷属の狼様や白蛇様をお借りする訳で一年経つとお返しします。
依り代として神様が降りて下さる場所を提供して下さる場合があります。
寒川神社の依り代などはそれですが一年経てばお返しします。。
自宅に寒川大明神様が降りてきてくださるだけでもすごい事です
伏見稲荷大社や白笹稲荷神社等の大きな
稲荷神社では稲荷勧請があります。
皆さんがよく見かける一般の家庭の外の庭の御社や室内のお稲荷様専用の神棚でお祀りしている
個人の敷地内社です。稲荷神社が自分の家にあるわけです。
それが古来から日本国中何万何千とあるので最もポピュラーで日本に根付いたシステムです。
実は当家(鶴島家)でも約一年数か月以上前に神奈川県秦野市にある
白笹稲荷神社で稲荷勧請を行っていただきました。
(仏壇の御本尊は別ですが)うちは私が修験道の行者になってから開眼供養をしてお迎えしたのが
御本尊の不動明王様、守護神様(御神体)として豊川柁枳尼眞天様になります。それぞれ会社にも同様にお迎えしています。
後は絵像として高尾山薬王院の飯縄様と寒川神社の寒川大明神様の依り代と蛇窪神社の白蛇様をお祀りしています。
そして他の神仏のお札は数体お祀りさせていただいています。
伏見稲荷大社のホームページでご覧になった方もいらっしゃるとは思いますが数々のランク
で、大式、中式等々で種類別に募集しています。
当たり前ですが、簡単には 稲荷勧請の許可はお受けしないそうです。
本物の神様の分霊をお分けするわけで、一生代々でお祀りしなければならないからです。
家族一族の一員以上になるからです。
勿論、費用も掛かりますしお祀りするルールや作法もあります。
一番は神縁(御縁)が本当にあるかを神様自身もお決めになります。
我が家に来てほしいといっても無理な場合もあります。
次回は以上の経緯(いきさつ)をお話します。
長くなるので今回はここまでです。 なるべく早めに次回のブログ掲載をします。
本日はどうもありがとうございました
鶴島大顕
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