本日は8月１０日（木）です。皆さんお久しぶりです
7月からおかげさまで忙しい毎日を過ごさせていただきました。
私が主催している、貴導講という講の勉強会も毎回無事に開催していただいています。
神社仏閣参拝はちょこちょことですが、御縁のある白笹稲荷神社と蛇窪神社には何度も伺いました。
蛇窪神社の御神事でのお勤めの後は、白笹稲荷神社では生業のお仕事もいただいて光栄極まりない限りでした。
前回のブログです。
そうこうしているうちに、
豊川稲荷様と上野の弁財天様達に参拝する月日が一ヶ月以上経ち、先週やっと参拝が叶いました。
かねてから考えていた、スピリチャルという言葉でブログを書いて、スピリチャルガイドを謳って
神社仏閣を案内していていいのかと自問自答してきました
ブログの題名も 夢幻の如く から引用して 世は夢まぼろしにて。 になりました
織田信長も舞った、敦盛の能の
人間の世は天上界から見たらほんの夢幻の様にほんの一瞬の出来事で、はかないもの からです
私が講元をさせていただいている、
貴導講の勉強会でもスピリチャルについての言葉の定義や意味もお話してきましたが、
現在の日本のスピ、という流行文化は外国にはありません。
ギリシャ時代以前からあり、キリスト教でスピリタスとなり、
19世紀に西洋学問として東洋哲学の輪廻転生が交じり、スピリチャルという言葉が発展してきました。
（霊性、精神性、魂の世界）の学問です
殆どの人達がスピリチャルを理解していて、
神仏や神社仏閣を愛しているのは確信しています
これからお話するのはその中の何割かの方達の場合です。
日本の様に霊能開発や神様能力向上など、
神仏に近づいて力を得よう。などとの事は存在していません。
本来のスピリチャルは神仏と人間をはっきり分けています。
確かにスピの良い所は神社仏閣や神仏に興味を持つことで、忘れていた信仰心を目覚めさせるのには良い入門のきっかけにはなります。
反面、日本人特有の流行や有名人が推奨することで思わなかった方向へエスカレートして歯止めが聞かなくなることです。
日本のスピの場合はどうやら、霊能やオカルト、占いや引き寄せや関係なさそうなヒーリングやヨガなどまでも含めています。
しかも真言密教や修験道までも含まれています（中らずと雖も遠からず）
例え見えない世界に繋がる能力を持つ霊能者の自宅だとしても、一般家庭においそれと
高所におられる神霊や神様仏様がやって来る事はありません。
しかも本人の身体に神霊や龍神等が入ることはありません、ましてや一般の人間が神仏の眷属様を
使役（子分の様な手先）するなどありえません。
又は正当正式な順序を経た者しか御祈祷やお祓い、ましては人を募って儀式など行うことはできません。
一般の人間にそうさせるのは低級霊のなせる業です。
しかし、そこまでは個人の自由なのでどうぞ、ご勝手にということです
それ又しかし、そこからが問題で多くの一般の人達は何も知りません。失礼ながら知識や経験がありません。
それらを信じてSNS等で拡散されて多くの人が間違った同じ方向へ進んでいき、歯止めが利かなくなっています。
神仏がアイドルや芸能人の様な一過性の、ただ好きだから
の対象になっている場合もあります。
本来の高霊や神仏は恐れ敬う対象で、御先祖様と同じ一生を於いて供養をして、時には守護していただき
自身に見合った御利益を受けて又、感謝して御恩を返す存在です。
もし間違った付き合いをすればそれなりの代償を支払わなければなりません。
有名ブロガーさんや、有名霊能者とされている方は気が付いていないのでしょうか。
最終的には神仏よりもその教祖様が最高神的になってしまってます。
いわゆる、素人さん達のオカルトや御利益優先主義の新興宗教になっています。
以上までは神様仏様に対しては人間風情が何をしようが何の影響もありません。
ましてや五芒星巡りや、合同で何とかの儀式も基本的には神仏に何の影響がないかもしれませんが、
神社仏閣の環境破壊になり、そこに従事する方や信仰者、崇敬者にとって精神的な迷惑行為です。
脅かすわけではありませんが加担した人はその先どうなるかは分かりません。
（私が高尾山薬王院に在籍していた当時は間違った行為で霊障や戒めを受けた人達を沢山見てきました）
それならば御先祖供養と御自分の宗派の御本尊を信仰して普通に信仰して普通に参拝
する事が一番です
私自身も一緒に乗っかった一人ですので自戒の念を含めて スピリチャルガイドという言葉を辞めました
そこで、スピ界隈で。
時々出てくるのが般若心経です真言と共に。
その間違った解釈です。このお経を唱えると霊が寄って来るとか、気分が悪くなるとか。
悪いことが起きるとか、等々と。
ちなみに私は30数年間毎日といっていい程お唱えしています。何万回以上でしょうか。
勉強会の題材や質問等や各神社仏閣の参拝時は元より、各種法要、神事、御供養、日々のお勤めで必ず
といっていい程お唱えするお経が 般若心経 です
次回はこの般若心経についてお話しようと思っています。
本日はどうもありがとうございました 鶴島大顕
宜しければお願いします。
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