本日は2月12日(土)薬師如来様の御縁日です
2月10日は令和4年度の初午でした
当家と当社の豊川柁枳尼眞天様とお稲荷様の御供養をさせていただきました。
今週はお世話になっている各神社仏閣を回ってきました。
2月8日 豊川稲荷東京別院 (東京都港区赤坂)
今年に入ってから2度目の参拝です。
こちらにも薬師如来様がおられます。
2月9日 寒川神社 (神奈川県高座郡寒川町)
こちらも今年に入って2度目の参拝です。
今回も摂社の宮山神社と摂寺の西善院にも参拝させていただきました
まだまだお正月の雰囲気でいっぱいの神社です。
奈良時代から明治時代の神仏分離までは真言宗のお寺でもありました。
当時、三つの神宮寺としてのお寺があって
西暦の9世紀の1200年前に天皇陛下からの勅命で神宮寺が建てられました。
真言宗の薬王寺と安楽寺(神照寺)と現在残っている門前の西善院がそれです。
やっぱり薬師如来様の影響が強い神社です。
2月11日 昨日は十一面観音様の御縁日でした
毎年恒例の神奈川県の摩尼山石舟寺に御助法に参加させていただきました
十一面観音様が御本尊で大聖歓喜天様と座敷童さんがいらっしゃるお寺です。
高尾山薬王院時代の先輩御住職のいらっしゃるお寺の
新春初護摩供の御助法のお仕事でした。
ここで助法(じょほう)のお話をします。
一般の方達には聞きなれない言葉だと思います。
真言宗の場合でいうと、
私のいた高尾山薬王院等の大きなお寺の初詣や節分会や春の火渡り祭の柴燈護摩供から、個々のお寺のお祭りや護摩供等の大勢の人力が必要な時に呼んでいただきます
護摩修法やその他の修法や法要の時にそのお寺の山主さんや僧職に加えて、他のお寺や
私の様な修験道の山伏が加持祈祷の修法のお手伝いに参加する、
応援のお仕事のことです。
皆さんがよく高野山や高尾山や川崎大師や成田山で初詣などで護摩を焚くときに大勢のお坊さんや山伏がでてきますが、何割かの職集の方達が御助法です。
下世話な話になりますがちゃんと、助法代が法典という言葉でいただけます。
経費を含めた日当です。
助法といっても大きなお寺の山主さんや御住職がくる場合や位の高い大先達がくる場合もあります。呼ぶ神社仏閣も大変です
真言宗や天台宗の場合、
護摩供やその他の特別な修法の場合、そのお寺の山主さんや住職が大導師となって中心の修法を行い、その周りのお坊さんや山伏がお経や真言を唱えてサブの修法を行います。
全員の法力で修法を厳修します
そして加持祈祷で祈願や波動が入った お札やお守り等が完成するわけです。
例えれば、中心の修法を行う導師が不動明王で。
周りを固める職集は制多迦童子 矜羯羅童子等の脇侍や眷属みたいな関係です。
私の場合は修験道なので法螺貝を吹き、錫杖を振りながらお経と真言を唱えてお手伝いします。
場合によっては経頭(きょうとう)、といってお経や真言の先導役や
先法螺先達(さきぼらせんだつ)、といって法螺貝の先導役で法螺貝をソロで吹く場合もあります。
その他も諸々、やることが色々あったりします
その後に接待などをしていただいて、飲食をしながら久しぶりに会った仲間との会話が楽しみの時間でもあります。
(皆さんの知りたい様な不思議な、情報や情報交換もあったりします)
2月12日(土)
お薬師様の御縁日です。
本日は自宅の近所の真言宗智山派のお寺の
西蓮寺に参拝しました
(東京都八王子市大楽寺町)
薬師堂 境内の一角にあります。 東京都の重要文化財です。
高尾山薬王院の法類です。 こちらの薬師如来様はこれまた力があっていくつもの逸話があります。
なぜか、御縁日が 毎月11日なのです。
堂内には薬師如来様と
日光菩薩様、月光菩薩様、眷属の一二神様がどっしりといらっしゃます
お稲荷様、ダキニ天様、弁財天様 其の三。 は次回になるかと思います
本日もありがとうございました。 鶴島大顕🦊
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