昨日は（旧暦）旧正月の朔日（ついたち）と新暦の朔日が重なる
とてもおめでたい日でした
本日は旧正月の2日です。
改めてまして、明けましておめでとうございます
これからが 初午とか、初甲子、初己、初不動 等々、今年初めての御縁日が続々と始まります
＊ちなみに仏様世界では元旦や日月のこだわりや決まりごとはあまりありません。
時間や数字の観念がないからです。
仏様が人間のカレンダーに合わせてくれているだけです。
日本の神様達には旧暦（太陰太陽暦）でお付き合いした方が喜ばれると思います。
（旧暦）太陰太陽暦と（新暦）太陽暦の違いの説明は長くなりますので控えます。
東洋人としての日本人なら旧正月を重要視した旧暦の方が良いかと思いますが、現代の西洋歴になれた日本人なら新暦でも仕方ありません。
旧暦の難しい所は毎年日にちのズレが生じてしまいます、去年は2月12日が旧暦の1月1日でした。
私は現在の日本人が使っている、旧暦と新暦をうまく使っているところが素晴らしいと思います。全く器用な人種です。 私達日本人は。
本題の お稲荷様、ダキニ天様、弁財天様のお話です
前回にもお話したように私は真言密教の修験道で弘法大師空海様の末席の弟子なので真言密教寄りのお話になるのと私自身の私見も含まれます。
前回の其の一での伏見稲荷大社の歴史や由緒にはいくつもの逸話がありますが私は秦氏の由来の方が有力だと思っています。
本来の魂は輪廻解脱をした仏様（如来や宇宙創造主）以外を除いて、それ以外の神仏や私達人間と生きとし生ける者は六道輪廻の世界を巡りまわっているのが常です。
ですから観音様を始めとする菩薩様、天部の神様、日本の神様、世界の神様達は輪廻の世界で修行をして進化していかなければなりません。
日本の神様でさえも永遠や常という常識はありません。
日本の神様だけが特別だということは全くありません、全宇宙全部一緒のシステムです
（現在の神社、神道だけを見て勉強されたスピリチャル関係の方達は本当の神仏の事は分かりづらく、間違った解釈で情報を伝えがちです。）
日本の神様がいけないのではなくて、歪んだ日本の歴史や神話を作った人間がいけないのです。
仏教も同じです。
ですから真言密教は弘法大師空海様が厳格な教えをしてきたのです。
勝手に真言や印相を教えませんし、本当の空海様はあれこれ霊能者さんには教えません
だから（秘密の教え）密教なのです。
こちらです
大勢の神仏や眷属様、私達神仏に仕える者、行者もこの仏様を目指します。
金剛薩埵（こんごうさった）様。金剛手菩薩とかいくつものお名前があります。
大日如来様の一番弟子です。
そして愛染明王様です。 金剛薩埵様の化身ともいわれています。
実はお稲荷様、ダキニ天様の最終進化系はこの愛染明王様だともいわれています。
伏見稲荷大社に江戸時代まであった神宮寺の名前は愛染寺です。
愛染明王様がいたわけです。
現在の愛知県の豊川稲荷妙嚴寺でも一緒にお祀りされていますし、東京の豊川稲荷東京別院では本堂の御神体の脇侍として摩利支天様と共にすぐ横に愛染明王様がいらっしゃいます。
お稲荷様、ダキニ天様。イコール愛染明王様といっても大げさではありません
神仏は進化していきます。
そして神仏自体も分身や変身が出来ます、
観音様は何十種類の何々観音といわれるほどの変化が出来ます。
そして私達人間の願いを聞いたり助けに同時に何万ヵ所から無限にいけるのです。
またそれぞれの神社仏閣や御社やお堂や神棚や仏棚や仏壇にも同時に存在してもいられるのです。
変身や分身が出来ない神様もいてその時は大勢の眷属や仲間がいきます。
例えでいうと携帯電話やスマホの電波の届く所なら無限にインターネットやメールが同時に繋がるのと同じ様なもので、それ以上なのかもしれません
話がチンプンカンプンかもしれませんが、
高位の神仏の世界は現在過去未来が同時進行していたり、現在と未来と過去が重なっているスーパーパラレルワールドの多次元世界を更に超えた大宇宙に存在しています。
大宇宙とは私達が思っている太陽系や銀河系などの天体宇宙ではない別の意味の宇宙観です。そこに仏様の本体がいらっしゃいます。
その下というか他の階層に天界があります。
仏教的な見方になりますが。変身や変化できます
権現様がそうです。
全部のお稲荷様やダキニ天様、弁財天様ではありませんが。
人間衆生が高位の仏を見ることや近づくことができないので、
（仏様自身が）
本当は金剛薩埵なんだけどな～、愛染明王なんだけどな～、
と人間に分かり安く変身しよう
と気を使ってもらって、分かり安く身近な神に変身して現れたのが お稲荷様、ダキニ天様、そして弁財天様、そしてそして、その代表が不動明王様なのです。
そしてお稲荷様、ダキニ天様は仏様が変身したパターンではなくて、弁財天様や大黒天様の高位の天部の神様が変身した場合と、日本の神様が変身した場合、眷属様や龍神様や白蛇様が変身したり、進化したりと千差万別です。
そして元からのお稲荷様やダキニ天様もいらっしゃるのも事実です。
ですから大勢いらっしゃいます。
今回はお稲荷様、ダキニ天様にとっては愛染明王様がとても重要な存在だと思っていただければ嬉しいです
もう一つお伝えしますと お稲荷様、ダキニ天様、弁財天様は観音様が大好きだそうです
稲荷神社でも稲荷祝詞と共に般若心経や観音経を唱えると喜ばれると思います。
私も経験上そのような事がありました。
これからは神社仏閣参拝の良い季節になって行きますね
まだまだ初詣で大丈夫なので
楽しんで下さい
本日はこの位で次回に続きます。 鶴島大顕
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